トリノのランドマーク、リンゴット
トリノは自動車産業の都市。ピニンファリーナ、ジウジアーロといった、イタリアを代表するデザイナーを輩出しています。 |
トリノには、フィアットやランチアといったイタリアを代表する自動車メーカーがあります。ランチアは、日本での正規代理店がないので、実車を見る機会はなかなかありませんが、カラーデザインの美しさで定評のあるメーカーです。
そして、トリノオリンピックのメディアセンターとなるのが、リンゴット。
リンゴットは、イタリア最大の自動車メーカー、フィアットの工場として、1910年代に建造されました。螺旋スロープを備えた5階建ての工場では、下階から上階に向かって自動車を組み立てていき、最後は屋上にある約1?のサーキットコースでテストを行っていましたが、1980年代に、工場としての役割を終え、現在はショッピング・センター、ホテル(Hotel Le Meridien Lingotto)、コンサートホール、美術館などからなる巨大な複合施設に生まれ変わっています。
その再開発の設計を担当したのが、イタリアを代表する建築家、レンゾ・ピアノ。日本では、関西国際空港や、メゾンエルメス(エルメス銀座店)などを手がけています。
この他にも、ジウジアーロや磯崎新などが、競技施設などの設計に関わり、工業都市トリノならではのデザインが展開されているようです。
【関連記事】
・ランチア イプシロンのステイタスの秘密とは? (ステイタスカー)
・Catch the News! 新型フィアット プント発表会 (コンパクトカー)
・世界中のイカした腕時計を愛する集団 マクロロン (メンズファッション)
Un vino rosso, per favore.
ワインの王様バローロ。深みのあるガーネット色が特徴です。 |
さて、硬質な色が続いたので、少し趣きを変えてみましょう。
トリノが属するピエモンテ州は、ワインの王様、バローロの産地です。ワインは味だけでなく、色や香りも愛でるもの。バローロは、深みのあるガーネット色、スミレのような香りが特徴です。
お気に入りの選手が活躍したら、バローロで祝杯をあげるのもいいですね。
さて、次回の記事は、アスリートたちのユニフォームによく見られる色「ストロングトーン~アクティブな色」を、ご紹介します。お楽しみに!
【関連記事】
・冬季5輪トリノ・ピエモンテ州へ! ワインの王様バローロをめぐる旅 (イタリア)
・ミケーレ・キャルロ:きらびやかなバローロの世界 (ワイン)
【関連記事】
・色の基本を身につけよう!色の三属性とイメージ
・色の基本を身につけよう!ストロングトーン~パワフルな色
・あなたは何色派?クルマのインテリアカラーを極めよう!
・知らないと大失敗!の色選び バカンス先での色選びのコツ
【関連リンク】
※記事の更新やカラーコーディネートの情報を満載したコラムをメルマガにてお知らせします。ご登録はこちらからどうぞ。