子供の英語教育/子供英語関連情報

子どもの英語教育にも4つのスイッチがある(3ページ目)

横峯吉文先生の4つのスイッチ。テレビ番組で放送された通山保育園の教育方針は、子どもの英語教育においても参考になります。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

子どもはちょっとだけ難しいことをやりたがる

番組では、ドリル的な学習をしていました。幼稚園のオリジナルのひらがな、カタカナ、数字や漢字ドリルを作成して、少しだけ難しいかな、と思われる順に並べて書き取り練習をさせていました。いきなり「あ」を書かせるのではなく、「あ」は最後のほうに学ばせるスタイルでした。かんたんなのは、「一」「い」など直線で表現できる文字でした。

子どもの英語レッスンでは、アルファベットは曲線も多いので、最初に書かせる文字は直線で表現できるものからスタートしていくべきでしょうね。私は今までは、直線、曲線を描く練習をした後に、何も考えずアルファベット順に練習させていました。英語文字学習については、幼児には早いという考えの人もいるので教え方はいろいろです。

ちょっとだけ難しいことというと、できることの上に少しだけ難しいことを重ねてチャレンジさせるという方法です。文字学習だけに限らず、レッスン全体をみてカリキュラムを細かく設定しておくとよいですね。

子どもは認められたがる

これは私も常々感じることですが、「子どもたちは評価してもらいたい」ようです。子どもたちから聞こえる声を拾ってみると、ワークシート一枚のことでも、「ハンコを打ってほしい」、「先生のサインして」、「丸つけて」、「どうだった?合ってた?」など、何かしら評価を求めてきます。横峯先生の言う「認められたがる」というのは、子どもが自分の価値や位置を確かめる手段なのでしょうね。

子どもの英語レッスンでは、褒めて認めることやポートフォリオ(バインダーにプリントを重ねていく)で評価していくことが大切なのだと思います。英語発表の機会もつくり、コンテスト式に優勝者を決めていくことも大事なことですね。

関連サイト:


「脳科学に基づく0歳児教育 久保田メソード」
「通山保育園」
「ヨコミネ式教育法」
「全国のヨコミネ式教育法の導入幼稚園、保育園」
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