養生の“まずさ”はこんなところに現れる
養生と言っても、引越し業者によって程度に差があるそうです。たとえば、ところ構わずペタペタとテープを貼ってしまうと、片付けに手間どるばかりでなく、テープを取るときに塗料や化粧板、クロスまではがしてしまう可能性があります。逆に、テープが少なすぎると、開けっ放しになっている玄関からの風で、養生がはがれたりする危険もあります。要するに荷物が当たりそうなところに、養生を施すということに尽きるようです。プロの作業員によれば、「荷物がぶつかりやすいところに養生が施されているのがプロのスマートな作業です。もちろん、お客様が気になるところは二重に保護することも可能です」とのこと。ちなみに、ご近所の引越し、ちょっとのぞいてみてはいかがでしょう。養生資材に業者のマークが使われているので、どこの業者がどのぐらいの養生を行っているか垣間見ることができるでしょう。
取材協力:サカイ引越センター