妊娠を疑っているときは薬、レントゲンに注意
妊娠の超初期に飲んだ薬は、妊婦さんによくある心配の種。 |
妊娠していてもあとで後悔しないように生活しましょう。この時期に注意したいのは薬とレントゲンです。実際には取り越し苦労に終わるケースが多いのですが、妊娠がはっきりしたときに「あのとき、風邪薬飲んじゃった!」などと気づくと妙に神経質になってしまうのが妊婦心理です。
妊娠と薬の関係では、妊娠28日目つまり生理予定日のころから催奇性の危険がある時期に入ることがわかっています。このタイミングは、ちょうど妊娠判定ができるかどうかの瀬戸際ですから慎重にしてください。一度テストして陰性だったので安心して飲んだら、その後、やはり妊娠していたとわかることがあります。どうしても飲みたい場合は、かかりつけ医師に相談します。
レントゲンも、よほどの大量照射でなければ安全だろうと言われていますが、避けておけば安心です。
お酒や煙草は?
妊娠中の煙草の害は明らかですので、煙草を吸っている人は、この際、夫婦で禁煙を決めることをおすすめします。もし妊娠していたら、その後に禁煙できても、煙草を吸っていた時の自分を責めてしまうものです。
禁煙の理想的な時期は妊娠前ですから、あなたが妊娠する可能性がある人である限り、常に禁煙した方がいいのです。
お酒の害は、大量に飲んでいる人でなければ、煙草ほどははっきりしていません。でも、いくらかの確証は出てきていますし、できるだけ飲まないことです。
早めに産婦人科を受診
妊娠反応が出たら、早めに産婦人科を受診しましょう。これは、稀なこととはいえ、子宮外妊娠のような母体に危険な妊娠を早期発見するために大切です。
産婦人科に行けば、妊娠5週あたり、つまり生理予定日の一週間後くらいからは超音波で赤ちゃんの入っている「胎のう」という袋も見え始めます。妊娠には、おまちかねの妊娠も、びっくりの妊娠もありますが、子宮の中の命を見る体験はきっと感動すると思います。
妊娠5週の頃の赤ちゃんは「1.5~2.5mm。ゴマ粒くらいの大きさ」くらいだそうです。※
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最初の診察では、赤ちゃんの袋や心拍(心臓の鼓動)を確認します。
妊娠中でも、冬をうまく乗り切りましょう。 |
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