トレリス? ラティス?
トレリスもラティスも「格子」という意味
ですから、「格子に組まれたもので、つる性の植物を這わせたりする」という点ではどちらの言葉を使っても間違いということはありません。あえて区別するとすれば、ラティスはウッドデッキの手すりやフェンスなど、固定して空間の間仕切りにも使われるという点でしょうか。トレリスの方は、植物をサポートする園芸用の道具といった意味合いの方が強いと感じます。またラティスはカッチリとした定形なのに対し、トレリスは格子と言ってもイレギュラーな形のものが多いようです。
素材で選ぶトレリス
デコラティブなトレリスなら庭のアクセサリーにも
どんな素材のトレリスを選ぶのかは、その目的によって異なってきます。植物に馴染むのは木製やつる性など自然素材のトレリスが最適だと思いますが、庭の装飾を兼ねるのであれば、デコラティブなアイアン製がおすすめです。和庭であれば、竹製のものにも注目したいですね。
トレリスの活用法
菜園でもトレリスが活躍
ガイドの庭では今年、予想以上に育った鉢植えキュウリの重みをアイアントレリスがしっかり支えてくれました。菜園でも「使えるアイテム」となると、活用の幅は無限に広がりますよね。
トレリスを手作りする
ハンドメイドのトレリス
このほか、市販のトレリスの色を塗り替えるだけでも雰囲気が変わります。それぞれのお庭に合わせてアレンジしてみてはいかがでしょう。