エル・プラット空港／バルセロナ(2ページ目)

日本帰国時。出国手続きと出国

出国ロビーはソナ・デ・ファクトゥラシオン（Zona de Facturación)と呼ばれ、プランタ・スーペリオール（Planta Superior)、英語で言うアッパー・フロアー(Upper Floor)つまり上階にあります。実際は3階なのですが、小さな到着口のみがある2階が離れにあるため、2階の存在が分からない造りになっており、1階からエスカレーターで1階分上がればそこが出発ロビーです。

免税手続き

チェックイン前に、まず行うのが免税手続き。出発ロビーの一番左奥にコミサリア（Comisaria)という警察署があります。もし不安だったら、出発ロビーの真ん中にあるインフォメーショセンターで警察署の場所を確認してください。インフォメーションの目印は「i」マークの看板と白と黄緑色のカウンターです。

免税手続きには、まずこの警察署内の左側のタックスフリー専用の窓口に、商品、パスポート、レシート、購入した店でもらったタックスフリーの書類、フライトチケット、パスポートを見せて、書類に判をもらいます。これを持って、下の階の到着ロビーの空港出口付近にあるラ・カイシャ(La Caixa）という銀行のタックスフリー専用窓口へ行き、税金を受け取るという仕組み。営業時間は7時半から22時まで。

チェックイン

チェックインカウンターは、出発ロビーの真ん中に電光掲示板があるので、そこで自分のフライトを探して、表示されているカウンターに向かいます。自分の順番がきたときにさっと出せるよう、パスポートとフライトチケットを用意しておきましょう。

セキュリティチェック

チェックインカウンターの奥にセキュリティチェックがあります。時計やアクセサリー、ベルトなどをプラスチックの籠に入れてから、荷物を赤外線カメラを通るベルトコンベアー上に乗せ、自分はその左隣を通って、チェックを受けます。パスポートとフライトチケットを見せられるように準備しておきましょう。

出国審査

これもシェンゲン協定国を経由する場合、出国審査はありません。飛行機が出るゲートは、大抵チェックインの際に航空会社のカウンターで教えてくれますが、変更する場合もあるので、電光掲示板で搭乗ゲート（スペイン語でプエルタ・デ・エンバルケ（Puerta de Embarque)、英語でボーディング・ゲート（Boarding Gate)）を調べて、空港内の表示に従って進みましょう。ゲートは下の階にあるので、エスカレーターで下ります。

なお、シンガポールやアメリカ、ロンドンを経由する場合のみ、セキュリティチェックを通った後、左側にある出国審査を通ることになります。

ターミナル1のショップ

さて、自分の飛行機が出発するゲート位置を確認したら、スペイン最後のショッピング！ ほとんどのショップがボーディングゲートのある階にあります。2009年夏に開港したばかりで、まだテナントに空きもありますが、ユーロが余ったなら使うのも惜しくないお店が徐々にオープン中。

お子さん連れなら、スペインの玩具店イマヒナリウムは、広い年齢層の子供用のユニークな玩具がいっぱいでおすすめ。お友達の子供さんへのお土産にもいいかも。カジュアルな洋服ならザラやデシグアル、カラフルで斬新なブランド服ならクスト、ナチュラルテイストの洋服や小物ならナトゥレ、アクセサリーなら熊がモチーフのトゥス、上質な真珠で有名なマホリカなどスペインブランドのお店がいっぱい。ショップの営業時間は6時半～21時半です。