カナダ/トロント

カナダ最大の都市「トロント」観光ガイド

トロントはカナダで最も人口の多い都市です。数多くの国からの人々が移り住み、多様な国の文化が町のあちこちに息づいているので、そうしたエスニックタウンの町歩きも楽しい場所。もちろん大都市ならではの魅力的なアトラクションや、世界最大規模の地下街でのショッピング、スポーツ観戦などなど、過ごし方は自由自在。トロントに行くなら、まずこの記事をどうぞ!

執筆者:下村 猛

カナダ最大の人口を誇るコスモポリタンシティ、トロント

トロントの町の中心、ダンダス・スクエア

トロントの町の中心、ダンダス・スクエア (C) Tourism Ontario

リトルイタリーにてundefined(C) Tourism Ontario

リトルイタリーにて (C) Tourism Ontario

海のように大きな五大湖のひとつオンタリオ湖畔にあるトロントは、カナダ最大の人口を抱え、カナダ経済の中心地として多くの高層ビルが立ち並ぶ大都市。そして、この町の最大の特徴は、多くの人種が住むことから、多様な文化が調和したコスモポリタンシティであること。ギリシャタウン、リトルイタリー、チャイナタウン、コリアタウンなど、町の至る場所で多様な文化を垣間見ることができます。もちろん、本場となんら遜色ない料理が食べられるのも、トロントならでは!

この記事では、トロントへの旅に必要なアクセス、気候などの基本情報と、必見の観光ポイントなどをご紹介します。

 

トロントへのアクセス

トロントへはエアカナダが成田からの直行便を運行undefined(C) TER

トロントへはエアカナダが成田からの直行便を運行 (C) TER

トロントの空港は、トロント・ピアソン国際空港というのが正式な名前。第14代首相の名前から名付けられています。トロント近郊には他にも空港がありますが、どれも小型の空港ばかり。「トロント空港」といえば、一般的にはピアソン空港のことを指します。この空港はカナダ国内でも最大で、カナダ各地からのフライトはもとより、全米各地、ヨーロッパ、アジア各方面からの便があります。もちろん日本からの直行便もあり! 以下、各方面からのアクセス、運航頻度、所要時間などについてまとめました。

■直行便
羽田、成田の両空港よりエアカナダがトロント行き直行便を毎日運航。所要時間は、羽田、成田便ともに往路約12時間、復路約13時間。ジョット気流の影響で、カナダへ行く往路の方が追い風となり、所要時間が短くなります。

直行便が取れない場合、バンクーバーやカルガリー経由でも同日到着が可能。また、エアカナダは11月以降を冬のスケジュールとして、トロント直行便、カルガリー直行便を休航にすることがあるので、事前に最新のスケジュールの確認をお忘れなく。

カナダの航空券、フライトについての詳細はこちら>>>カナダの航空券

■アメリカ国内乗り継ぎ
カナダとアメリカは経済的にも結び付きが強く、多くのビジネスマンが国境を行き来していることから、国内線並みの頻度で全米各地へのフライトが運航されています。トロントへは日本からの直行便が運航されているデトロイト、ミネアポリス、シカゴ、ニューヨークなどを経由してのアクセスも一般的。特にニューヨークとトロントやナイアガラなど、カナダ東部各都市との組み合わせのツアーは多く、そうしたツアーでは米国系の航空会社を使うものが多く見られます。

アメリカを経由してのトロントへのアクセスについてはこちら>>>アメリカの都市を経由してカナダへ

VIA鉄道

トロントのダウンタウンにあるユニオン駅からはモントリオール、オタワ、ナイアガラなど、カナダ東部各都市を結ぶコリドー号という特急列車が発着しています。トロントをゲートウェイとして、カナダ東部を旅行する場合には便利。また、週に3本、バンクーバーとトロントを結ぶ大陸横断列車「カナディアン号」が運行中。3泊4日に及ぶスケールの大きな列車の旅です。時間に余裕があり、大陸ならではのダイナミックな鉄旅を楽しみたい!という人にはおススメです。
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