今後の家計とあわせて住宅ローンを確認する

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より有利な住宅ローンに借換えをするためにも、まずは現状把握が必要
3.金利や返済額が変わるタイミング
変動金利型の場合には、5年間は返済額は同じですが6年目に返済額の見直しが行われます。この5年間の間に金利が上昇していなければ返済額はあまり変わりませんが、もし金利が上昇していると、返済額もアップするでしょう。また、固定金利選択型の場合には、金利がそれほど上昇していなくても、当初固定期間の金利引下げ幅が大きいタイプの商品だと、適用金利が上がり、返済額も増えます。

もし、返済額が増えるとしたら、支払いは大丈夫ですか?ちょうどその頃から教育費が増えたりしませんか?今以上に支払額が上昇して支払いが大変になることが予想されるのであれば、早めに借換えをする、今のうちに貯蓄を増やすなどの対策を講じておくことが必要です。

4.現在の住宅ローン残高
これは、住宅ローンの見直しというよりも、資産と借入金のバランスを知っておくために必要なことです。売却や住替えを考える場合に売却価額よりも借入金の残高の方が多いと、預貯金でカバーしなくてはならない、売却自体ができないなどスムーズに運びません。常に相場よりも残高を少なくしておくことで、対応がしやすくなります。

住宅ローンの見直しは大きく二つ

確認と見直しのポイントについて見てみました。改善の必要がある場合に利用できる見直しの方法は、大きく二つが考えられます。

●繰上返済
繰上返済をすることにより、元金を早く減らすことができます。元金を早く減らすことにより、支払い利息の節約効果があります。この総返済額を少なくする効果とともに、目標時期までに返済するためのコントロールにも役立ちます。定年退職までに完済するためには、いくらを繰上返済しなくてはならないかを把握し、家計の見直しをしながら、繰上返済資金を準備しましょう。

●借換え
現在の住宅ローンよりも有利な金利条件の商品があれば、借換えをすることにより総返済額を抑えるなどの効果が期待できます。また、予定外に返済が厳しくなった場合などは、少しでも金利の低いものや、期間を延ばしての借換えを行うことによって、当面をしのぐことも可能です。

住宅ローンは家計の多くを占め、影響が大きいものです。そのため、見直しをすることで、大きな効果が得られるものでもあります。折にふれて、住宅ローンを見直すことが、無理なく完済まで過ごすこと、ひいては老後生活資金の準備にもつながります。

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