学費・教育費/奨学金制度と教育ローン

知っておきたい大学独自の奨学金、6つのタイプ(2ページ目)

経済的な理由で進学をあきらめたくない、あるいはあきらめさせたくないとき、「奨学金」は大きなサポートとなります。今回は、大学独自の奨学金のタイプを整理しましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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<1> 条件を満たした上で合格すると受けられる奨学金

奨学金を受けられる成績であるという条件をクリアした上で試験を受け、合格をすると受けられる奨学金。
合格時に、奨学金がもらえるかどうかがわかるので、親からの援助があまりない学生には、かなり助かる奨学金と言える。

入学金や授業料の免除だけでなく、「年間100万円を給付」するといったものもある。中には、収入条件が設けられている制度もある。


<2>入試の成績で選ばれる奨学金


入試を受け、その成績がよかった場合に受けられる奨学金。受験をしてみないとわからないため、あらかじめ見込んで過度の期待をするのは危険かも?

入学金や授業料が一部免除、あるいは成績が特によければ授業料が1年分免除されることもあります。


<3>入学後の成績で選ばれる奨学金


入学してからの成績で選ばれ、受けられる奨学金もあります。多くは2年生以降の奨学生で、入学時に奨学金の対象になった学生でも対象となります。

年額で30万円、50万円、120円などと固定の給付のものが多く見られますが、中には貸与のものや、授業料の全額や一部給付もあります。1年次の成績が2年の判断材料になり、2年の成績が3年、3年が4年のというようになっているため、ずっと狙うには、ずっと成績を維持する必要がある。

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