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ブルッティ マ ブォーニとは?名前の意味とレシピ・作り方

「不格好だけどおいしい!」というネーミングのビスコッティ系焼き菓子。ブルッティ マ ブォーニはイタリアでは定番のお菓子です。ティータイムや「話のネタ」にいかがでしょうか?

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ブルッティ マ ブォーニとは?名前の意味とレシピ・作り方

所要時間:60分

カテゴリー:スイーツクッキー

ユーモラスな名前がポイントの焼き菓子「ブルッティ マ ブォーニ」

なんとも不格好な焼き菓子。名前もその通りで「ブルッティ マ ブオーニ(Brutti ma Buoni)」。直訳すると、ブルッティは「醜い」、マは「でも/しかし」、ブオーニは「おいしい」という。ということで、この名前は「見かけは悪いけど、味はおいしいのよ!」という「中身で勝負!」というもの。 卵白を使ったメレンゲの焼き菓子に類似しますが、非常に簡単でふんわりした食感が特徴のビスコッティのような焼き菓子。現在では、イタリア全土で見られるようになりましたが、もともとはピエモンテ州のボルゴマネーロという街で古くから伝わる伝統菓子です。このようなストーリーを添えて、おしゃべりとともにティータイムにいかがでしょうか?
 

ブルッティ マ ブォーニの材料(4人分)

ブルッティマブォーニiの材料
アーモンドパウダーアーモンドプードル100g
グラニュー糖100g
卵白1個
ひとつまみ

ブルッティ マ ブォーニの作り方・手順

ブルッティマブォーニの作り方

1材料を入れ電動ミキサーで泡立てる

ボウルに卵白を入れ、数回にわけてグラニュー糖を入れながら、電動ミキサーで泡立てます。 ※砂糖の量が多いので、メレンゲのいわゆるツノが立つというのはありませんが、ミキサーの跡がしっかり残るようになればOKです。
ボウルに卵白を入れ、数回にわけてグラニュー糖を入れながら、電動ミキサーで泡立てます。 ※砂糖の量が多いので、メレンゲのいわゆるツノが立つというのはありませんが、ミキサーの跡がしっかり残るようになればOKです。

2ゴムベラで混ぜ合わせる

厚底鍋にアーモンドプードルと塩を入れ、1を入れてゴムベラで混ぜ合わせる。
厚底鍋にアーモンドプードルと塩を入れ、1を入れてゴムベラで混ぜ合わせる。

3弱火にかけゴムベラでかき混ぜる

2をごく弱火にかけ、焦げないよう、乾燥しないよう、全体に火が軽く通るまでゴムベラでかき混ぜる。
2をごく弱火にかけ、焦げないよう、乾燥しないよう、全体に火が軽く通るまでゴムベラでかき混ぜる。

4予熱してある150℃のオーブンで30分程焼く

3をスプーンで、クッキングシートを敷いた天板に3cmの大きさ位に落とし、予熱してある150℃のオーブンで30分程焼く。
3をスプーンで、クッキングシートを敷いた天板に3cmの大きさ位に落とし、予熱してある150℃のオーブンで30分程焼く。

5粗熱が取れたら完成

粗熱が取れたら頂く。不格好なのに、味はやみつきになるおいしさです!
粗熱が取れたら頂く。不格好なのに、味はやみつきになるおいしさです!

ガイドのワンポイントアドバイス

150℃にオーブンを設定していますが、表面がきつね色になったら取り出してください。イタリアではアーモンドプードルの代わりに、ヘーゼルナッツ粉を使う場合もあります。砂糖の量が多いですが、80g位に落としてもおいしく頂けます。焦げなどで直火が怖い場合は、60℃位の湯煎にかけて生地を馴染ませます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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