部屋探し・家賃/部屋探しの流れ

物件の現地見学をするときの心構え(2ページ目)

どんなに忙しくても、契約前に一度は現地へ足を運びましょう。いくらインターネットなどで情報が氾濫しているといっても、自分の目で確かめることをおろそかにしてはいけません。そのときの心構えについてまとめてみました。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド


見学は1件だけでなく、3~4件見るといい


ダンドリよくすれば、一度に数件見学できる。そうすれば、比較検討しやすい

ダンドリよくすれば、一度に数件見学できる。そうすれば、比較検討しやすい

前述の通り、物件見学は1件だけでなく複数の物件を見るのがおススメ。不動産会社の人から勧められて他の物件を見に行くと、自分の希望とはちょっとズレている物件を紹介されることもあり得ます。
それなら、最初から自分の希望する物件を数件ピックアップしておいて見学したほうが効率good。
物件見学を希望した不動産会社を訪問したときに、「その物件の周辺で同じような条件の物件があれば、一緒に見学したいのですが」と聞いてみると、インターネットなどで流通していない物件情報をゲットできることもあります。

3~4件くらい見れば、それぞれの物件のメリット・デメリットが見えてきて、「なぜこの物件はこの家賃なのか」が分かるようになるでしょう。相対的に比較することで、候補が絞りやすくなります。


実際の生活がイメージできるかどうか

さらに、物件見学の際、大切にしてほしいのが自分の生活のイメージ。見学をしているとつい舞い上がってしまい、自分の生活スタイルを忘れてしまうことがあります。本当は、畳に座ってご飯を食べたり寛いだりするのが大好きなのに、なぜかフローリングを選んでしまったり、広い部屋に惹かれて借りたけれど、実は収納がまったくなくて手持ちの洋服を片付ける場所がなく、結局ごちゃごちゃとした生活になってしまうなど、物件見学の時の勢いで決定すると、実際に暮らしに大きく影響してしまうことにもなりかねません。

どんな部屋にしたいか、物件見学でイメージしよう

どんな部屋にしたいか、物件見学でイメージしよう

部屋が持つ魅力に惹かれるのは当然のことですが、自分がどんな生活をそこで送るのかを想像してみてください。夜はTVを見て過ごすのか静かに読書を楽しみたいのか、どんな家具や家電を持っているのか。そういった自分の生活を見学している物件の空間で想像してみると、うまく当てはまるかどうかが分かるでしょう。

さあ、物件見学に出発!

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