ローマの厳選美術館・博物館

イタリアの首都ローマには、絵画や彫刻をはじめローマ帝国時代の遺跡など、世界的にも歴史的にも貴重な芸術・遺跡を見ることができる博物館や美術館がいくつもあります。まわれる時間にも限りがありますが、できれば訪れておきたい有名・人気の博物館・美術館をリストアップしてみました。

古代ローマとローマ法王ゆかりの芸術・遺跡、そして、有力貴族や枢機卿が集めたプライベートコレクション。華やかなローマの芸術文化をどうぞ時間のある限り!

古代ローマ遺跡とローマ法王の威光

バチカン市国内の巨大美術館バチカン美術館はローマに行くなら必見です! 

バチカン市国内の巨大美術館バチカン美術館はローマに行くなら必見です!

2000年の時を経てもなお、輝きを失わない永遠の都ローマ。「すべての道はローマに続く」と称えられたローマ帝国時代の遺跡がゴロゴロしています。そして世界カトリック教会の総本山バチカン市国も擁するローマ。権力をほしいままにした歴代ローマ法王ゆかりのコレクションも街のあちこちで見ることができます。

バチカン博物館 Musei vaticani

3時間~半日は時間をとりたいバチカン美術館見学

3時間~半日は時間をとりたいバチカン美術館見学

ローマを訪れるなら、外せない重要な博物館の筆頭です。歴代ローマ法王がその財力と権力によって集めた、各時代の最高芸術のコレクション。じっくり見るなら1週間はかかると言われる程の膨大な作品が集められています。

ミケランジェロの美しい天井画が彩るシスティーナ礼拝堂、ラファエッロのフレスコ画など、ココでしか見られない貴重な作品群が揃います。

また、2010年9月3日~10月29日までは、夜もオープン。19~23時(入館は21時半まで)、チケットは予約のみ。
>>>オンラインチケット購入

<DATA>
Musei Vaticani(バチカン博物館)
住所:Viale vaticano, 100
TEL:06-69884947/69884647
開館時間:9:00~18:00(入館は16:00まで)
休館日:日曜(最終日曜を除く 毎月最終日曜は入館料無料 8:30~14:00、入館12:30まで)、1月1・6日、2月11日、3月19日、パスクアと翌月曜日、5月1日、6月29日、8月14・15日、11月1日、12月8・25・26日
入場料金:15ユーロ
アクセス:テルミニ駅からバス40・64番、もしくは地下鉄A線オッタビアーノOttaviano駅より徒歩3分


 

カピトリーニ美術館 

ローマ発祥の歴史を知る重要な美術館

ローマ発祥の歴史を知る重要な美術館

古代ローマ時代、神殿が置かれ信仰の場所となっていたカピトリーノの丘の上にある美術館。ミケランジェロ設計の幾何学模様が美しいカンピドーリオ広場に面して、ローマ市庁舎と並んで、新宮・コンセルヴァトーリ宮の二つからなっています。

創設の歴史は古く、1471年に法王シスト4世がローマ市民に送ったブロンズ像(「とげを抜く少年」「カミッラ」など現存)を元にしており、一般公開された世界最古の博物館として知られています。

ローマの遺跡フォロ・ロマーノの上部にあり、遺跡資料も豊富。ティッツィアーノ、カラバッジョなどイタリアで活躍した有名画家の絵画はもちろんですが、ローマ時代に興味のある人であれば、存分に楽しむことができるオススメの美術館です。

<DATA>
Musei Capitolini(カピトリーニ美術館)
住所:Piazza del Campidoglio,1
TEL:06-060608
料金:11ユーロ
開館時間:火~日曜 9:00~20:00(入館は19:00まで)、12月24・31日のみ ~14:00(入館は13:00まで)
休館日:毎週月曜、1月1日、5月1日、12月25日
アクセス:ベネチア広場より徒歩0分

 

サンタンジェロ城/サンタンジェロ国立博物館 

テベレ川沿いに聳え立つ石造りの城は、2世紀初頭にローマ皇帝ハドリアヌスの霊廟として建てられたもの。ローマにペストが大流行した590年に、大天使ミカエルがこの城の上に現れ、ペストの終息を告げた伝説が残されています。

皇帝の霊廟、牢獄、ローマ法王の隠れ家……など2千年の間、さまざまな使用をされてきたサンタンジェロ城の内部は、その歴史を物語るさまざまな遺構が残されています。城上からのローマの眺めも爽快。

<DATA>
■Castel Sant’Angelo/Museo Nazionale di Castel Sant’Angelo(サンタンジェロ城/サンタンジェロ国立博物館)
住所:Lungotevere Castello, 50
TEL:06-6819111
料金:5ユーロ(イベントにより変更あり)
開館時間:9:00~19:30
休館日:月曜、1月1日、12月25日
アクセス:テルミニ駅からバス40番乗車終点下車徒歩5分

フォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノ、コロッセオ、パラティーノの丘。古代ローマ3大遺跡は共通チケットで

フォロ・ロマーノ、コロッセオ、パラティーノの丘。古代ローマ3大遺跡は共通チケットで

「フォロ」とは、現在使われるフォーラムの語源。フォロ・ロマーノは、古代ローマ帝国時代の政治・市民生活の中心、つまりフォーラムがあった場所のことです。現代ローマにおいても街の中心に現存しており、「カエサルの神殿」「ティトゥスの凱旋門」など、歴史を知る上でも重要な遺跡が今や昔と残されています。古代ローマファンであれば、必見。

2008年から有料化され、「コロッセオ」「パラティーノの丘」共通チケット(2日間有効)になりました。

<DATA>
■Foro Romano(フォロ・ロマーノ)
住所: Largo della Salara Vecchia 5/6
TEL:06-39967700
料金:12ユーロ(コロッセオ・パラティーノの丘共通/2日間有効)
開館時間:8:30~日没1時間前
休館日:1月1日、12月25日
アクセス:ベネチア広場より徒歩3分

コロッセオ 

間近で見るとその巨大さに圧倒される

間近で見るとその巨大さに圧倒される

フォロ・ロマーノに隣接する巨大遺跡コロッセオ。西暦72年に建設された円形競技場で、直径188メートル、高さ57メートル、収容人数5万人という大きさ。現在もほぼ外観が残されており、内部に入れば、回廊や客席の遺構を見ることができます。

古代ローマ市民たちが、猛獣VS拳闘士などの戦いに熱狂した巨大円形劇場。美しさと凶暴さが同居する古代ローマを間近に見られるのは、やはりローマならでは。

<DATA>
■Colosseo(コロッセオ)
住所:Piazza del Colosseo
TEL、料金、 開館時間、休館日ともすべて「フォロ・ロマーノ」の項同様
アクセス:地下鉄B線コロッセオ駅Colosseoより徒歩1分

 

パラティーノの丘

フォロ・ロマーノの南側の小高い丘にあり、ローマ皇帝を始め、当時の有力な政治家・貴族の邸宅の遺跡群です。緑があふれ、四季折々の花が咲くパラティーノの丘は、「兵どもの夢の後」と言った趣。ローマらしいダイナミックな遺跡と、のどかな緑のコントラストが美しい風景が見られます。

フォロ・ロマーノから続いているので、遺跡3スポットとして流れで見学するのがオススメ。

<DATA>
■Palatino e Museo Palatino(パラティーノ)
住所:Via di San Gregorio 30
TEL、料金、 開館時間、休館日ともすべて「フォロ・ロマーノ」の項同様
アクセス:フォロ・ロマーノ内より