幼稚園が合わないと感じたら?転園もひとつの選択肢
幼稚園に違和感……まずは先生に相談してみましょう
入園後に親が感じる「違和感」は、意外と早い時期に始まるはずです。園長先生の方針に賛同して入園したはずなのに、なんとなく居心地が悪かったり、他のママたちと気軽に話しにくかったり、担任の先生のやり方や言いかたに納得がいかなかったり……。「どうもソリがあわない!」と一度思ってしまうと、なかなかその思いをぬぐい去るのが難しいこともあります。もしかすると、ただの思い過ごしのこともありますし、子どもは園が気に入っているかもしれません。ですから今の段階で、あまり深く思い悩まないようにしましょう。特に、初めてのお子さんの場合は、親自身も「年少組」だと思って。慣れてくるうちに、楽しさがわかってくることだってありますよ。
それでも、どうしても気になることがあったら、早めに担任の先生と話してみましょう。もちろん、園長先生に相談してみるのもいいかもしれません。フランクに話をして通じれば、心の中に沸き上がっていた不信感や違和感も、簡単に吹き飛んでいくことだってあります。
転園は「負け」じゃない!
転園も選択肢にいれて
保育園の場合、認可園だったら転園を希望すればいつでもできる、というわけではありません。また、一度転園の希望を出して、それが決定した場合には「やっぱり今の園がいい」と取り下げることはできないのでくれぐれも注意しましょう。
幼稚園の場合も、転園しようと思っても、ほかの園の定員がもう一杯で入れず、次の4月までどこにも行く場所がない…という事態もありえます。まずは情報を集めて、転園しても大丈夫な先を見て回りましょう。一度入園したことがあるのですから、今度はもっと目がこえていて、きっといい園が見つかるはずですよ。転園は、決して悪いことではありません。義務教育ではないのですから、よその園に移るのだって自由。ひとつの選択肢にしておいて、今の園をもう一度よく見てみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。