スポーツは「楽しい!」がいちばん

陸上
アスリートの原点は子ども時代の「楽しかった」思い出
前回のアテネオリンピックの頃から、選手たちがオリンピックを「楽しむ」と表現することが増えてきたように思えます。今回、陸上競技の花形、男子4×100mリレーで、見事、日本人男子として初の陸上トラック競技でのメダルを取った末續慎吾選手は、快走後のインタビューで「面白かった」「楽しかった」を繰り返していました。もちろん、メダルを取るまでの努力が「面白い」「楽しい」ことばかりであるはずはありません。きっと彼らはアスリートとしての自分に悩んだ時に、原点を振り返り、そのスポーツが「面白い」「楽しい」と思って励んでいた子どもの頃を思い出すのではないでしょうか。

末續慎吾選手は、子どもとスポーツとの関わりについて、こんな風に言っています。

「子どものころから、こうした方がいいとかって言われることもあると思うんですけど、僕は陸上競技のきつさみたいなものを知るのは、大人になってからでいいと思うんです。最初は自分の思うとおりにいっぱい走って、食べたいものをいっぱい食べて、知識は後でいいんじゃないかと。もちろん、そういう知識を自分で調べたりするのが好きな子もいるので、それはもう本人たちに任せて、子どもたちの『自由』を確保してあげることも大人には必要ではないかと……」(JOCインタビューより)。

子どもがいい成績を上げられるようにと、大人は先回りしてばかりなのかもしれません。「何歳から」と考えるよりも、まずは子どもが「楽しい!」と思える自由を与えること。もしかすると、金メダルはそこから生まれているのかもしれませんね。

【関連リンク】
オリンピック金メダル、始まりは園児時代!?(All About 幼稚園・保育園)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。