年長になって初めて知る「卒対」とは?
卒対に子どもたちもママも大忙し! |
幼稚園や保育園では、卒園式にママたちが何か「出し物」をするところも多いよう。特に熱心な園では、昨年末からその活動が始まっているところもあります。幼稚園のママの中には、子どもと一緒に毎日のように幼稚園に通っている、という人もいます。風邪が流行る時期でもあり、働くママの場合には特に、休暇のやりくりにやきもきしがちです。
「出し物」には、園の伝統で、毎年「コレ!」と決まっているところもあれば、その年ごとにママたちが自由に決めるところも。歌や寸劇、合奏などをすることが多いよう。たとえば、ある幼稚園では、ママたちが扮装して踊ること、また、ある園(キリスト教系)では、ママたちがゴスペルを歌うのが「習わし」と、園によって、個性もさまざまです。(毎年、子どもの間で流行する曲が取り上げられることが多いため、今年は全国的に「おしりかじり虫」が人気…という噂も)。
3月の卒園式に完璧に仕上げるためには、練習も大変です! 熱心な園では、週に何度もママたちが集まって練習を繰り返すようなところもあります。
ほんとうは、こういう情報こそ入園前に知っておきたいものなのですが、そこまではなかなか気づかないもの。実際には年長さんになって初めて「うちの園には卒園式にママたちの出し物がある!」と「卒対」の大変さを知って驚くことが多いのです……。できれば、園を選ぶ時には先輩ママに園の「卒対」についても聞いておくといいかもしれませんね。