入学準備に必要な「歩く力」と「靴」
入学準備も、ランドセルや学用品を揃えることだけではありません。何より大切なのは入園と同じく、やはり「生活」を整えることです。実は、小学校に入ったばかりの子どもがいちばん大変なのは、「登下校」で歩くことです。今までは自分の足で歩いていくことがほとんどなかったのに、小学生になると登下校は自分の足で歩くことになりますから、かなりの体力を使うようになります。体力のないお子さんの場合は、登下校で精一杯ということも。幼稚園の時にはお昼寝などしなかったのに、小学生になったら帰宅するといきなり倒れ込むようにお昼寝するようになった……というお子さんもいます。
もちろん小学3、4年生になれば体力もついてそういうことはなくなってきますが、幼稚園時代にほとんど歩いたことがないお子さんにとっては、登下校が苦痛になる可能性もあります。この時期、一緒に遠くまでお散歩するなどして、「歩く」ことを鍛えておくのもいいかもしれませんね。
「歩く」ことと一緒に考えておきたいのが「靴」。自分の足で登下校時に歩くようになると、靴の消耗が半端ではなくなります。子どもが学校まで歩いていくのが苦痛にならないよう、また歩く力を付けるためにも、きちんとした靴を用意しておきましょう。
身体の成長にもよりますが、小学生になると1年に3~5足程度の靴が必要になります。上履きも2足程度は必要。制服のある私立の小学校を除けば、ほとんどの子どもがスニーカーで通っています。履きやすく、歩きやすい靴のメーカー、ブランドを探しておくといいでしょう。
子どもの入学準備、まずは足元から固めてみましょう!
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