幼稚園ママには『陰山ノート』をオススメします
『陰山英男先生の早寝・早起き・朝ごはんノート』 陰山英男著 講談社 1260円 |
京都の立命館小学校の副校長で安倍内閣の教育再生会議の委員でもある陰山先生は、これまで『百ます計算』などの画期的な反復勉強法で公立小学校の生徒たちの力を伸ばしてきました。
「しつけやおけいこごとの前に、お母さんたちがしなければならないのはただひとつ! 子どもの成長をしっかり優先させた生活習慣とリズムをつくることなんです」というのが陰山先生の考え。これに基づき、子どもが毎日何時に起き、何を食べて、何時に寝たかを書き込んで記録することができる「ノート」なのです。そのひとつひとつについて、反省の意味からも点数を付けるようになっています。「子育ての記録として、ずっと保存しておけるように」(陰山先生)と上製本(ハードカバー)になっているのもポイント。記入し終わった後、子どもの成長と同時に母親としての自分のがんばり具合についても振り返ることができるいい記録になるはずです。
保育園に預けていない家庭でも、こんな本を利用して育児ノートを付けていくことをオススメします。子どもの成長は早く、1年なんてあっと言う間に過ぎてしまいます。「あのとき、子どもは、わたしは、何をしていたのかしら……」とならないためにも、子どもの生活リズムを整えて元気な子どもに育てるためにも、子どもの生活時間を記録していくことは大切なことなのです。
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