実例:幼稚園ママ友同士で起きやすいトラブル
我が子が園生活を楽しむ一方、ママは同士の付き合いで悩まされることも……
■トラブル1:無視するママ
幼稚園バスの送り迎えのとき、近所に住んでいるママたちと一緒になります。でも、ほかのママたちに挨拶しても、みんな無視。どうして? 私が何か変なことをしたの? 大人なんだから、挨拶くらいしてくれたっていいのに……。
■トラブル2:怒るポイントの違うママ
幼稚園が終わった後、遊びに行った友だちの家で、おもちゃの取り合いから子ども同士がケンカ。私は子どもたち自身でちゃんと話し合わせて解決させたいと思っているのに、お友だちのママは「ダメじゃない!」と頭ごなしに、それもうちの子の方に強く怒るタイプ。一緒に遊ばせると、必ずカチンとくるんです……。
■トラブル3:夕方遊びに来る親子
夕方、5時近くになってから遊びに来るお友だちとそのママ。手土産のつもりで炭酸飲料やスナック菓子を持ってくるのだけど、一緒に食べてしまうと、食が細いうちの子どもたちは、夕食が食べられなくなってしまって……。子ども同士は仲良しだし、お菓子も善意で持ってくるので、面と向かって文句を言えなくて困ってしまってます……。
自分なりの対処法を見つけよう
■トラブル1:無視するママ
無視は辛いですよね。あなたの側に何かハッキリとした原因があるわけではなく、まるで子どものような意地悪をしているだけかもしれません。
でも、無視されたからといってこちらも仕返すのでは、雰囲気が悪いと思いませんか? 目を合わせなくていいので、サラッと「おはようございまーす」と声をかけ、返事を待たずにその場をやり過ごしてしまいましょう。いざとなったらバス登園をやめて、送り迎えにするという手だってありますよ。
■トラブル2:怒るポイントの違うママ
怒り方のポイントが違うママとは、そもそも子育てに対する価値観が違うもの。「一緒にいても楽しくない」、「イライラする」という意見をよく聞きますよ。「イライラするような相手とはあまり近づかない」というのがママ友付き合いの基本。ほかにも仲良くなれそうなママ友を見つけて、一緒にいる時間を減らすことです。
子どもの習い事やパパの存在を利用するのもオススメ。誘われても、「ごめんね。今日は習い事の日なの」、「パパと出かけるので」などと理由を作ってみては? 3回のうち1回お断りしただけで、ずいぶん気が楽になるはずですよ。
■トラブル3:夕方遊びに来る親子
いくら親しくても、生活スタイルは別々で当たり前。あまり遅い時間に来たときには、「今日はもうすぐパパが帰ってくるから」などと断れませんか? あるいは、「うちの子は食が細くて。この時間にお菓子を食べるとお夕飯がすすまなくなってしまうの」と、さりげなく「相談モード」で、困っていることを伝えてみてみましょう。
お付き合いしたくない相手でも、面と向かって「困ります」、「やめてください」と言うと角が立ちます。「パパが~」「おじいちゃん、おばあちゃんが~」などと、適度に家族を利用しつつ、上手なお断りの仕方を学びましょう。
>> ママ友との共通点は「子ども」だけ!