双子などの「多胎児」の出生数は1980年代から徐々に増え、現在では1年間で約1万3000件程度あります。つまり、年間3万人もの双子ちゃん、三つ子ちゃんが生まれているということ。この4月に幼稚園入園を迎える双子ちゃんたちも、全国に約3万人はいるわけです。

多胎児を育てている家庭では、入園準備も2倍、3倍になって大変! そこで今回は、この4月に幼稚園・保育園に入園する双子ちゃん、三つ子ちゃんの入園準備ついて考えてみました。

成長の遅れを悩まないで!

双子ちゃん
双子を育てる苦労は2倍。でも喜びも2倍
実はガイドにも、3歳の一卵性双生児の男の子がいます。外を歩けば見知らぬ人から「双子ちゃんだ!カワイイ~!」と声をかけられ、平等に育てているのに必ず「どっちがお兄ちゃん?」と尋ねられたり……と、日々、双子を育てている親ならではの喜びや苦労を味わっています。

あまりに大変すぎて、今ではほとんど記憶がない0歳、1歳の乳児期を過ぎ、やっと幼稚園入園! これまで手元でずっと双子、三つ子を育ててきたママたちの苦労を思うと、思わず涙が出てしまうほどです。本当によかった! 入園万歳!

……でも、双子ちゃん、三つ子ちゃんには、入園にも「ならでは」の悩みがつきものです。

まず、いちばん大きな悩みは「成長」の問題です。日本では、子どもの成長については単胎の子どもが基準になっているため、双子、三つ子の成長について、標準的な体重や身長の基準がありません。そこで、多胎で小さく生まれたにも関わらず、どうしても単胎の子どもと比較されてしまうことになり、「小さい」「遅れている」と心配になる親御さんも多いことでしょう。

でも、双子ちゃん、三つ子ちゃんは小さくてもそれなりに成長していれば問題はありません。ほとんどの場合、小学校入学までには単胎の子どもに追いつくそうです。とにかく、親が単胎の子どもと単純に比較することを止めることです。

「成長」の中には身につけておくべきことも含まれるはず。かく言うわが家でも、もうすぐ年少さんになる3歳半の双子のオムツ外しが、まだカンペキではありません……。まだ、ときどき間に合わずにおしっこを漏らしてしまうため、外出時にはオムツで重装備、ということも。本当はダメなのかもしれませんが、双子ではどうしても手が回らないことがあります。私が疲れてストレスになるよりは……と、おおらかに構えることにして、紛らわしています。

>>双子同士以外の関わりが心配>>