お盆も過ぎ、そろそろ2学期へのカウントダウンの時期です。気持ちよく登園・登校できるために、そろそろ身体と心の準備を始めておきましょう。
8月最後の1週間は、遠出は控えたほうが安心
子どもが持ち帰ったアサガオも、もうすぐ種をつけるころ。夏も終わりです。 |
そして、長いお休みの後にはまた「幼稚園に通う」という日常が待っています。「昨日までのんびり過ごしていたのに、今朝から急にしゃきっとして登園」というのは、小さな子どもにとっては大変なこと。じょじょに「夏休みモード」から「通常モード」に移行していけるよう、8月の後半は意識して過ごしておきたいものです。
どうしてもというわけではありませんが、8月最後の1週間くらいはあまり遠くへの旅行は控えたほうが安心です。できるだけ幼稚園生活に近い生活リズムで過ごすことをおすすめします。「身体」と「心」の両面から、子どもの様子をチェックしてみましょう。
睡眠-何時に寝て、何時に起きていますか?
子どもが久しぶりの登園を嫌がる場合の原因のひとつは、「朝、起きるのがつらい」ということです。夏休み中は、何時に起きて何時に寝ていましたか?そして、新学期からは何時に寝て何時に起きなければなりませんか?この「差」が1~2時間以上あるということは、子どもにとっては「時差ボケ」状態になりやすい、ということ。これから新学期までの間に、できる限り調整しておいたほうがよさそうです。食事-「アイスばっかり」になっていませんか?
食事のチェックは、「時間」と「内容」。決まった時間に3食食べていますか?アイスなど、冷たいお菓子ばかりに偏っていませんか?また、朝食を決まった時間にきちんと食べることができるようにしておくことも大事です。「9月からは、また毎朝お弁当作り」というお母さんは、練習も兼ねて久しぶりに作ってみては?お昼に自宅や外出先で子どもと一緒にお弁当を食べるのも、いいものです。
気持ちの準備-「2学期、楽しみだね!」
特に、入園したばかりの年少さんなどの場合は、ここが肝心。3~4歳の子どもにとっては、1ヶ月以上前の生活は遥か昔のことなのです。夏休み中も、夏期保育などで幼稚園に行く機会はあったかと思いますが、それでも「日常」とはまた違うもの。あまり強調するのも逆効果ですが、「もうすぐ、また幼稚園始まるね。」「○○くん、何してるかなー?」「○○先生、お元気かしらね。」「運動会って、どんなことするんだろうね。」など、幼稚園生活を思い出すことのできるような話を子どもとしておくのもいいかもしれません。
番外編:ママの準備もOK?
お弁当作りもそうですが、「親が準備しておくもの」も再確認しておきましょう。特に小学生ママの場合は、子どもの宿題チェックが最重要課題。また、新学期に提出する書類や、「雑巾2枚」など、「忘れてた!」ということが意外にあるものです。親も子も、生活の変わる新学期。いい季節にいいスタートを切ることができるよう、早めに意識しておきましょうね。
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