幼稚園でも保育園でも、ある程度以上の規模の園だったら逃れられないのが、「父母会」もしくは「父母の会」。
「どうせなら、面倒くさがらずに楽しんじゃおう!」というお話をしたのが保育園の父母会、どうつきあう?でした。
しかし実際には連絡ひとつとっても、「誰にどのように伝えるか」を考えるだけで、結構大変です。
そんなときに、インターネットの掲示板や、メーリングリスト(ML)を使ってみてはいかがでしょうか。一度に複数の人に連絡をとる際には、とても便利です。
園の保護者どうしでのやり取りに使う場合の注意点など、私の経験をふまえてお話します。
1 掲示板は、保護者どうしの親睦を深めるのに有効
2 父母会の係や役員などの連絡はMLが便利
3 無料で使えるサービスはこれ!
4 掲示板やMLを使う場合の注意点
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1 掲示板は、保護者どうしの親睦を深めるのに有効
インターネットの掲示板、いろいろなサイトで見かけたことがありますよね?ネット上のページで、ひとりひとりが書き込んだ発言を、他の人が自由にのぞくことができるものです。
例えば、クラスの父母で開いた掲示板には、日常のとりとめのない話とか、「こんな病気が流行ってる」とか、ちょっとした悩みなどを書き込みます。
そうすると、自分の子どもを見ているだけでは分からない園の雰囲気を知ることができ、また親どうしの親睦も深まるというわけです。
ただし、ネット上なので「本名は使わない」など、プライバシー保護のための最低限のルールは必要。園での子どものマークをハンドルネーム(掲示板でのニックネーム)にすると、楽しくなって一石二鳥です。
2 父母会の係や役員などの連絡はMLが便利
掲示板の場合は、そのページを開かなければ見てもらえません。もう少し確実に情報を伝えたい場合は、メーリングリスト(ML)のほうが便利です。
例えば、父母会の係や役員どうしの連絡など。準備などの進行状況の報告や、「この日にこれを手伝える人、いませんか?」などの呼びかけが簡単にできます。
小さい子どもがいる家に電話をかけるのは、お互い様とはいえ時間帯などが気になりますよね。メールだとその点、心配がいりません。