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「水イボ」&「とびひ」、登園やプールは?(2ページ目)

個人差はありますが、まだまだ弱い幼児の肌に夏の暑さは厳しいもの。気がつくと見慣れない湿疹が……なんてことも。特に、幼稚園・保育園に通っている場合は「登園」「プール」が大きな問題です。

執筆者:吉森 福子

水イボ、とるか放っておくか?

水イボ、とらなくてはいけないの?
水イボ、とらなくてはいけないの?
医師によって「とる」「放っておく」と対応が分かれます。うちの子が診察を受けた皮膚科と小児科は、両方とも「とらない」派でした。

「水イボをとるかとらないか」については、私が大いに参考にしたのは『水イボ、とらなくてはいけないの?』という本です。

この本によると、かつては「水イボは医者でとってもらう」という治療が広く行われていましたが、最近ではとらずに放っておく医師が増えてきたそうです。理由は、「水イボをとるのはかなり痛みを伴う」わりには「とってもとらなくても、完治までの時間に差がみられない」ということ。

ただ、保護者から「気になるのでとってほしい」という要望があった場合や、大きいものだけとる、あるいは数が少ないうちにとる、という治療が行われることは現在もあるよう。そこのところは、保護者が情報を集めて判断をしていきましょう。

登園やプールは?

水イボは完治に数年(!)かかることもありうるわけですから、水イボで登園不可、ということはありません。

問題は、プールです。かつては「プール不可」という園が多かったかと思われますが、最近では「皮膚科に相談」という対応に変わってきているのかな、と思います。

うちの子が診察を受けた小児科(兼皮膚科)では、「このくらいだったらまあOK。でも、もっと増えていくようだったらちょっと…」ということでした。

先ほどの、「とるかとらないか」という治療方針とも関わってくるので、はじめに受けた診察結果に納得がいかなかったらもう1軒くらい回ってみてもいいのかもしれません。

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