子供のしつけ/親子関係

ストレスをためない子育ての習慣(3ページ目)

うつ病やプチうつ病の子育てママが増えています。うつにならないためには、ストレスをためないためには、どうすればいいのかについてお話したいと思います。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

無理をせず、からだを休める


家族のためにもからだを休めましょう
● 生活の変化に注意する
転居、出産など生活に大きな変化があったときは、注意が必要です。うれしいできごとでも、うつ病の原因になることがあります。心やからだに疲れがたまらないように、しっかり休息をとりましょう。


● 体が辛いときは子どもにも甘える
「今日、おかあさん、疲れているから、これやってくれるかな」とお手伝いをお願いするのもいいですし、お子さんの年齢によりますが、疲れているときは、「ちょっと横になるね」といって、休んでもいいと思います。

お母さんは、家族の中心です。お母さんが明るく元気でいないと、みんなに影響してしまいます。母親が心や体を休めることは、家族のための大事なことだと思って、自分自身をいたわってあげてくださいね。


● 育児や家事の手の抜きどころを考える
お料理を頑張った日は、掃除がきちんとできていなくてもいいですし、またその逆に、お掃除を頑張った日は、お料理は手のかからないものにしていいと思います。

コミュニケーションを大切に


● ご主人との意思疎通
子どもの成長や、一日の出来事、そして、その日のいやだった出来事、悩んでいること、うれしかった話もご主人に伝えましょう。ご主人が疲れて帰ってきて話す機会がもてない場合は、メールを利用するなどして、とにかく、コミュニケーションを大切にすることです。

態度や雰囲気で伝わるとは思わないほうがいいでしょう。言葉で伝えないとわからない場合が多いのです。メールを送って、忙しいご主人から、返事は来なくても、こちらの気持ちは伝わっているはずです。

ご主人との会話で、気をつけなければいけないことは、会社から帰ってきたご主人に一方的に話をするのではなく、会社の話など、ご主人が話をしているときには、ちゃんと聞くことが大切です。お互いに聞き上手になることが、上手にコミュニケーションをとる秘訣です。


● お友達や同じ立場の仲間を作る
公園に行ったり、サークルに入ったりして、お友達作るのもいいでしょう。大変なのは自分だけじゃないと思うと、子育ての苦労も乗り越えられます。また、悩みを聞いてもらうだけで、ストレス解消にもなりますし、親子だけで過ごすより、お友だち親子と過ごす方が、楽しい場合が多いと思います。

ただ、気をつけなければならないことは、お友達とのお付き合いが、逆にストレスになる場合もありますから、お付き合いも無理のないようにマイペースが大切です。

私も今思うと、子どもが幼稚園に通っているとき、お母さん同士のお付き合いを頑張りすぎた様な気がします。よんでもらったから、次はうちによばなければ・・。あの人よんであの人よばなかったら感じ悪いから、・・・なんて考えていると、もう、たいへんなことになっちゃいますね。そのときは一生懸命で気付かなかったのですが、もう少し、マイペースでも良かったかなと思います。


【関連サイト】

「ストレスをためない子育て法(メンタル編)」
「大丈夫?うつ&プチうつのママが増えてます」
「うつ病になったら、こうすればいい!10か条」


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