子供のしつけ/子供のしつけ関連情報

子どもの危険回避研究所所長に取材!! 夏休み!子どもを危険から守ろう(3ページ目)

最近、子どもが関わる事件・事故が多発しています。このような事件・事故を回避し、夏休みを楽しく過ごすために、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

お出かけのときに気をつけることは?


 建物の中で

・閉まりかけた自動ドアに駆け込んだり、ドアで遊んだりしない。自動ドアは車と同じですぐに止まりません。

・自動ドアでなくても、重いドアは蝶つがいのところで指をはさんで大けがをすることもあります。友達とみんなで出入りするときは特に注意する。

・エスカレーターを逆走しない。

・トイレに行くときは必ず親と一緒に行く。

・雨の日のエスカレーター、階段、床はとても滑りやすくなっているので、特に気をつける。


外で遊ぶときに気をつけることは?


・親の名前を知っていて、たとえ、「お母さんが怪我をしたから、一緒に病院に行こう」と言われても、自分が知らない人の車には乗らない(みんなの名前は簡単に調べることができるから)

・自動販売機で、取り忘れのジュースがあっても、絶対に飲まない。

 公園で

公園
「ねぇ、あのブランコ、おかしいよ!」壊れている遊具を発見したときは大人の人に伝えましょう。
・公園の遊具のネジが外れていたり、また、老朽化のために危険な状態でないかどうか親子でチェックしておく。

・遊具はどのように乗れば危険か、安全かを親子でチェックしておく。

・子どもが壊れている遊具を発見したときは大人の人に伝える。

・できれば、公園のトイレを使わなくてすむように、前もって行っておく。

 危険な場所は?

・誘拐や連れ去り事件は自宅のすぐ近くで起こることが多いので、油断は禁物。

・木が茂って見通しの悪い公園や神社、お寺の境内、工事現場、駐車場や駐輪場、ビルやお店の非常階段などひと気がありそうで、人目につきにくい場所

・ごみが散らかっていたり、放置自転車が多いようなところ

 防犯ブザーの上手な使い方

・すぐに使えるように持ち歩く

・鳴らしたり止めたりする練習をしておく

・電池があるかどうかときどきチェックする
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