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オレゴン子連れ留学奮戦記(4ページ目)

「今からでも留学したい。でも、子どもがいるから無理。」と、あきらめている方も多いのでは。女性新聞記者である井上さんは、2人の子どもを連れ、米国の大学へ留学し、「オレゴン子連れ留学」を出版されました。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

アメリカの保育所~日本の保育所とここが違う!!


オレゴン州立大学学内保育所の場合

・日本では保育に必要な理由がなければ預けられないので、フルタイムの契約をしていても、仕事が休みの日に預けることに罪悪感があるが、アメリカでは保育料を払えば、どんな理由でも契約時間いっぱい堂々と預けることができる。

・日本では、最初の1週間は慣らし保育といって半日だけしか預かってもらえないので、「最初の1週間は何時まで預かってもらえるか」と聞いたところ、保育所所長に「意味がわからない」という顔をされた。アメリカでは、初日から終日預かってもらえるのだ。

・日本では、おもちゃの持参は子どものけんかの種になりかねないから禁じられているのだが、「好きなおもちゃを持ってきて。家にいるような安心感を生むから。」と言われ、ひどく驚いた。

保育所内でのバレエ教室の様子
保育所内での習い事は、とっても便利
・大学の修士課程や博士課程の学生がアルバイトとして教えていた、バレエ、フランス語、体操、水泳教室などがある。10週間で30ドルとか40ドルなので、とても安い。

・保育所にも子ども用のパソコンが置かれている。






この「オレゴン子連れ留学」は、「チャレンジ精神は、いつまでも持ち続けるべき。」ということに気付かせてくれ、「人間、やる気さえあれば、できないことはない。」ということを教えてくれました。

また、親が懸命に学ぶ姿を子どもに見せることは、子どもにどんなにいい影響を与えるかは言うまでもありません。


このサイトでは、「子どもの生活」の一部をご紹介しましたが、「子連れ留学の準備」「大学生としての体験」「アメリカ文化」がたいへん詳しく綴られています。何にいくらかかったかなど費用についても細かく掲載されています。

子どもがいるけれど、留学してみたいと思っている皆さんにぜひ、読んでいただきたい一冊です。私たちに、勇気と希望を与えてくれます。


★ 「オレゴン親子留学」の著者、井上純子さんに、ご自分の留学のため、18ヶ月間アメリカで一緒に過ごした小学校1年と保育園児のお子さんについて、また、日本とアメリカの教育についてお話をうかがいました。次回の記事でご紹介します。お楽しみに。

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