「いよいよ、手話を取り入れたリトミックについてお話を伺いたいと思います。リトミックに手話を取り入れようと思われたきっかけはなんですか?」
♪~夢のない~の「ない」の 手話をしているところ |
「両親の影響で福祉活動に携わることが好きでした。健常者、視覚障害者、聴覚障害者の方々との様々な関わりがありとても楽しいのです。
そんな私は手話を習って3年になるのですが、リトミックの“手遊び歌”と“手話ソング”が似ていることに気付き、簡単な表現の手話ソングだったら子ども達にも出来るんじゃないかと思ったのです。
手話は耳が不自由な人たちの大切なコミュニケーションの手段の1つであるということを手話ソングを通じて子ども達に伝えたかったのです。今はまだわからなくても、子ども達が大きくなったときに、お母さま方から手話について教えてもらい、―ああなるほど~そうだったんだあ。―と理解してくれたら、と願っています。」
ガイド「実際に、レッスンをしてみていかがでしたか?」
岩崎先生
「子ども達の前でやってみると、みんな集中して真似しようとしているではありませんか! この時、これは大丈夫だと確信しました。
また、子ども達は驚く程、覚えるのが早いのです。お母さま方のほうが逆に『すぐ忘れちゃう。』とおっしゃっています。子ども達の吸収力には私もびっくりしています。指を1本のところ、2本のところなど細かい違いも、私の手本をしっかり見て使い分けています。子どもの力って凄いと思います。」