早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

学ぶ材料は日常生活の中にあふれています 幼児・低学年の学習法(5ページ目)

日能研が開いた「初めての中学受験入門講座」で、低学年向けの学習法の話がありました。幼児期から始めていただきたい内容や、中学受験を考えていない方にも実践していただきたい内容をご紹介。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

 子どもに押し付けない 


「例えば、都道府県パズルを子どもにさせたいと思う場合、『都道府県パズルをしなさい。』というよりも、ずっと効果的な方法があります。

まず、おとうさん、おかあさんがたいへん楽しそうに、例えば、時間を競って都道府県パズルするのです。

すると、子どもは、必ず寄ってきて、『貸してー。』と言います。
でも、親は、そこで、『今は、おとうさんとおかあさんが競争してるから、ダメー。また、今度ね。』と言います。

そして、1週間ほどして、『30分だけ貸してあげる。』と言うと、子どもは喜んでパズルを始めます。読書に関しても同じ事です。

親子の関係は、追いかけたら、逃げたくなり、逃げたら、追いかけたくなるものです。それをうまく利用して、子どもの方から追いかけたくなる形で、勉強に取り組ませたいものですね。」






イラスト : Kamane
幼児・低学年の間は、勉強をさせるという形ではなく、親子で一緒に勉強しようというスタイルが望ましいでしょう。

例えば、地図のパズルを親子で競うには、ネット上にも、次のような楽しいものがあります。







1ページ :
国語・算数の学習法

2ページ :
社会・理科の学習法

3ページ :
親の役割り

4ページ :
きちんとした会話をする

6ページ :
先取り学習はしない
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