暗記科目だと思うことは間違いです
社会を勉強する材料は日常生活の中にたくさんあります。言い換えれば、毎日過ごすなかで社会のことを学んで知るのです。そこに親が少しアドバイスをすれば、知識は自然に身についていくでしょう。
イラスト : Kamane |
たまねぎは淡路島、りんごは青森県などと楽しく覚えられるでしょう。
旅行などで遠くに出かけたときは県の位置関係や都市の名前、また、山や川などについても知ることができます。歴史的な名所から歴史の一端を知ることもできます。
その時には気にとめなかったことでも、実体験を通して得たことは、意外に記憶に残っているものです。
自分で考える力を養うこと
ちょっとしたことが原因で、理科が好きになるか嫌いになるかがわかれます。子どもが「なぜ?」「どうして?」と聞いたとき、親が一緒に調べたり、考えるヒントを与えたりすると、さらに興味を深めることができます。適当に答えたり、はぐらかしたりしないで、身の回りのいろいろなことに興味を持つ姿勢を育てていきましょう。
しかし、全ての子どもが好奇心いっぱいというわけではありません。そういうときには、「これどうしてなんだろう。」「不思議だね。」など、親のほうから積極的に問いかけていくことも必要です。その材料は普段の生活の中にたくさんあふれています。
1ページ : 国語・算数の学習法
3ページ : 親の役割り
4ページ : きちんとした会話をする
5ページ : 子どもに押し付けない
6ページ : 先取り学習はしない