早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

学ぶ材料は日常生活の中にあふれています 幼児・低学年の学習法(2ページ目)

日能研が開いた「初めての中学受験入門講座」で、低学年向けの学習法の話がありました。幼児期から始めていただきたい内容や、中学受験を考えていない方にも実践していただきたい内容をご紹介。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

■■ 社会 ■■

暗記科目だと思うことは間違いです


社会を勉強する材料は日常生活の中にたくさんあります。言い換えれば、毎日過ごすなかで社会のことを学んで知るのです。そこに親が少しアドバイスをすれば、知識は自然に身についていくでしょう。

イラスト : Kamane
例えば、親子でスーパーに行ったときには、農産物の産地などが目に入ります。

たまねぎは淡路島、りんごは青森県などと楽しく覚えられるでしょう。


旅行などで遠くに出かけたときは県の位置関係や都市の名前、また、山や川などについても知ることができます。歴史的な名所から歴史の一端を知ることもできます。

その時には気にとめなかったことでも、実体験を通して得たことは、意外に記憶に残っているものです。


■■ 理科 ■■

自分で考える力を養うこと


ちょっとしたことが原因で、理科が好きになるか嫌いになるかがわかれます。子どもが「なぜ?」「どうして?」と聞いたとき、親が一緒に調べたり、考えるヒントを与えたりすると、さらに興味を深めることができます。適当に答えたり、はぐらかしたりしないで、身の回りのいろいろなことに興味を持つ姿勢を育てていきましょう。

しかし、全ての子どもが好奇心いっぱいというわけではありません。そういうときには、「これどうしてなんだろう。」「不思議だね。」など、親のほうから積極的に問いかけていくことも必要です。その材料は普段の生活の中にたくさんあふれています。


1ページ :
国語・算数の学習法

3ページ :
親の役割り

4ページ :
きちんとした会話をする

5ページ :
子どもに押し付けない

6ページ :
先取り学習はしない
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます