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発見!シャボン玉の不思議(5ページ目)

虹色に光るシャボン玉が風にのって、どんどん飛んでいくのを見守る子どもの真剣なまなざし、キラキラしていて、いいですよね。楽しいシャボン玉の実験に挑戦してみましょう。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

 シャボン玉マメ知識 ■

シャボンという言葉は何語かな?

ポルトガル語で、石けんという意味で、安土桃山時代から使われている言葉です。

シャボン玉遊びはいつごろ始まったの?

1677年ごろ、江戸にシャボン玉屋が出現しました。ただし、石けんではなく、芋がらなどを焼いた粉を使用したもので、江戸末期に大流行し、錦絵や歌舞伎舞踊にも登場しました。

(三省堂カタカナ語辞典より)

シャボン玉はなぜ丸くふくらむの?

ふつうの水であわを作ろうとすると、できかかってもすぐこわれてしまいます。これは、水では表面を小さくしようとする力(表面張力)が強すぎて、まくになる前にひとつにまとまってしまうからです。水にせっけんをとかすと、表面張力が弱くなり、まくができやすくなります。そして、まくの表面にせっけんのつぶがきれいにならんで、ゴムのようなはたらきをします。

そのため、空気をふきこんでやると丸くてこわれにくいあわ、つまりシャボン玉ができるのです。シャボン玉の中では、中の空気は広がろうとし、外側のせっけん水はできるだけ縮もうとしています。このようなとき、いちばん都合のよいのはボールの形です。
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