■■ 着替えの時間はたっぷりとりましょう! ■■
子どもが着替えに手間取っていると、つい、親が手伝ってしまいがちですが、手を出しすぎないで、できる限り子どもひとりでやらせてみましょう。幼稚園の制服にボタンが付いている場合は、ボタンをはめる練習も少しずつしてみましょう。
「さあ、練習しましょう」というスタンスではなく、「○○ちゃん、ちょっと、おかあさんに制服を着て見せて」などと言って、練習するのがいいでしょう。制服を着るのに、時間がかかっても、「早くしなさい。」などとは、決して言わないように。
そして、実際に幼稚園が始まってからも、朝、制服を着るのに時間が足りず、お母さんがついつい手を出してしまうことのないように、朝の着替えの時間をたっぷりとれるようにしたいですね。そのためにも、朝、早起きは必要です。
尚、入園の時点で、ボタンがはめられない子どもはたくさんいますので、上手にできなくても、心配は要りません。先生やお友達が手助けしてくれるはずです。
■■ 靴がはけたら、左右のチェックも!! ■■
服の着脱と同様に、時間がかかっても、できる限り自分でやらせてみましょう。そのためには、はきやすい形のものを選びたいですね。デザインなどの見た目より、機能重視です。
また、靴をはいたつもりでも左右を逆にはいている場合があるので、子どもがひとりではいた時は、チェックしてあげましょう。
靴をはくのにも時間がかかるので、玄関に行くのも余裕をもって、靴をはく時間もたっぷりとっておきましょう。
■■ おもらしは、おおらかに構えましょう。! ■■
トイレットペーパーを切って使うことやトイレの水を流すことはひとりでできていますか。
ご家庭のトイレは様式が主流になってきていますが、幼稚園のトイレは和式が多いので、戸惑うのではないかと心配されているご家庭もあるかと思います。しかし、デパートや公共の施設などで和式のトイレの経験をしている子どもが多いので、心配はないでしょう。
また、入園時にまだ、オムツが完全に取れていないお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、毎年、そういう子どもは何人かいるものです。心配なら、着替えをたくさん持たせて、先生に伝えておきましょう。
そして、オムツがとれていても、遊びに夢中になって、おもらしをしてしまう子どもは、しばしばです。先生も慣れていらっしゃいますので、心配いりません。親が神経質になると、子どもも神経質になりすぎるなど、悪い影響がでる場合がありますので、おもらしに関しては、おおらかに構えてあげてください。