離乳食/離乳食を食べないとき

母乳育児と離乳食とのバランス(3ページ目)

母乳育児しているけど不安……。なんだかトラブルが多い……。これから出産するにあたって、そもそも母乳育児がよくわからない……。そんな不安を今回は解消していきます。

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

母乳と離乳食を与えるタイミング

離乳食
早く離乳食を食べさせたくなったりしますが、まずは母乳を優先
母乳は赤ちゃんにとって最も消化と吸収が良い栄養源であり、離乳食の消化と吸収も助ける作用があります。よって母乳育児の場合は、離乳食前後30分~1時間以内に母乳を飲ませるといいでしょう。ちょうど授乳と授乳の間に、離乳食を与えることになります。

このようにすると、大人の食事時間と合わない場合がありますが、1歳までは大人に合わせる必要はありません。赤ちゃんの機嫌を優先して、離乳食タイム・母乳タイムをつくってください。

母乳と離乳食の量的バランス

母乳育児の赤ちゃんは食事量の少ない場合がありますが、食べないことを心配して授乳回数を減らす必要はありません。体重が増えていれば、離乳食の量は気にしなくて大丈夫。1歳までの赤ちゃんの栄養は、ほとんど母乳から栄養をとっていると考えても問題ありません。

離乳食はあくまでも「味に慣れさせる」「食事に慣れさせる」ためのステップ。病気・発熱・下痢などで食べられないときでも母乳だけは飲めるということが多く、母乳をメインに考えるのがいいでしょう。

次回はそんな大切な母乳の質に関わる「母乳の悩み解決!玄米と根菜の雑炊」レシピをご紹介します。ご期待ください。



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