離島内での移動手段
離島での主な移動手段は自転車かバイク。風を切って走るのが気持ちいい!
離島の宿事情
与那国島を除いて各離島へは毎日数便の船便があるので、基本的に天候状況が良好であれば、どの島も日帰り観光が可能。日帰りで離島巡りをする旅行者の姿も多く見かけます。が、ガイド的にはどの島も絶対に泊まりで行ってほしい! できれば2泊、最低でも1泊かな。最終便で日帰りの観光客が帰ってしまった後、本来の静けさを取り戻した島のビーチで待つ夕陽タイムは格別です。離島での宿泊は民宿が基本。食事付きにしてもらうか、素泊まりにして食事は居酒屋や食堂を利用するかなどはお好みでどうぞ。鳩間島のようにお店がほとんどない島では食事付きが一般的です。また最近は自炊できるように共同のキッチン施設が整った宿も増えてきています。それぞれオーナーによって個性が出るのが民宿の面白いところで、ボリュームたっぷりの食事が評判の宿や、毎晩夜になるとお酒の席を盛り上げてくれるオーナーのいる宿、三線を弾いて聞かせてくれる宿など、個性的な宿も多いのです。
また、“ゆんたく”と呼ばれる宿に泊まった者同士が一緒にお酒を飲みながらおしゃべりを楽しむ習慣があるのも八重山ならでは。もちろんゆんたくは強制ではないので、気乗りしない場合は無理に参加する必要はありません。宿によってゆんたくがさかんな宿とそうでないところがあるので、こちらも自分の好みに合わせて宿選びの条件の中に入れておくとよいかもしれません。八重山の場合、夏のピークシーズンになると部屋数の関係で相部屋となる宿もあるので、相部屋はちょっと……という人は事前に宿に電話して確認を取るとよいでしょう。離島への旅行者が増えたことで、波照間島のホテルオーシャンズや与那国島のホテルアイランドリゾートなど完全にプライベートを重視したホテルタイプの宿も増えてきています。それぞれ旅のスタイルや好みに応じてチョイスしてみてくださいね。
そして、西表島と小浜島に限っては八重山の離島でもリゾートホテルステイができちゃいます。西表島のパイヌマヤリゾート、ニライカナイリゾート、小浜島のラグーンヴィラ・アラマンダ、ヴィラハピラパナなど。ホテルほどの施設は揃えていないけれども、ちょっとしたリゾート気分を味わえるカジュアルリゾートの宿も少しずつ増えてきているので、予算と相談してお好みの宿を見つけてくださいね。
最後に、離島の注意事項や旅のアドバイスを>>>