ポイント2 単身パックが割高になるケースもあり
引越し業者は荷物が少ない人向けに、単身パックというサービスを提供しています。単身パックとは、業者が指定したボックスに入るだけの荷物を一定の料金で運搬してくれる、コストパフォーマンスの高いサービスです。ちなみに日本通運の場合、108cm×74cm×154cmで17,850円~です(※ただし2009年3月現在)。段ボール箱を利用すれば空間を有効的に利用できますが、すべての荷物を梱包する必要もないので梱包の煩雑さから開放されます。ただ、荷物が多い人は、複数のボックスを利用することになります。そうすると、一般の引越しサービスを利用するほうが料金が安価になることも。ファミリー向けの引越しサービスの見積りも同時にもらうと、比較ができていいでしょう。
ポイント3 荷物が少なければ混載便・午後便の利用もあり
単身者で荷物も少なく、時間にも余裕がある場合は、混載便や午後便を利用することを考えてみてはいかがでしょう。混載便とは、同じ地方・方面へ引越す人の荷物を1台のトラックに一緒に積んで運搬することです。その分コストが削減されるといったメリットがあります。ただし、他の荷物との兼ね合いもあり、荷出し・荷受けの日が希望通りにならないこともあるので業者に確認してみましょう。一方、午後便は午後から引越しを行うサービスです。午前中にどこかで引越し作業を終えてから、午後便の引越しに向かいます。よって、午前の作業に左右されることが多く、午後何時からスタートするのかは決まっていません。
混載便も午後便も通常の料金より半額以下になることもあります。荷物の少ない人、時間に余裕がある人にはとっておきのサービスと言えるでしょう。