ファセオリンが、炭水化物の吸収を遅らせる

白インゲンに意外なパワーが

白インゲンに意外なパワーが

ファセオリンは、白インゲン豆から抽出されたレクチンというタンパク質の一種です。数年前テレビで紹介され、ダイエット成分として有名になりましたね。
ファセオラミンと呼ばれることもありますが、これは製造会社名が付けた製品の名前(登録商標)です。

ファセオリンは、炭水化物を分解する酵素(α-アミラーゼ)の働きを抑制する働きがあり、炭水化物の消化を遅らせるといわれています。消化されない炭水化物は、腸で吸収されないので、吸収対策成分としてダイエット効果が期待されているのです。



間違えると健康被害も!? ファセオリンの上手な使い方

豆を食べる時はきちんと火を通すこと

豆を食べる時はきちんと火を通すこと

2006年にファセオリンがテレビで紹介された際、健康被害が報告されました。その原因は、十分に火が通っていない生の豆を食べたことによる中毒症状(吐き気・下痢)だったのです。原因は生の豆に含まれているレクチン。

インゲン豆にはファセオリン以外に複数のレクチンが含まれています。レクチンの中には摂り過ぎると、吐き気、嘔吐、下痢、胃痛などを起こすものもあるのです。インゲン豆の場合、これらのレクチンは加熱調理することで壊れてしまうので、十分に火を通してから食べれば問題ありません。また、サプリメントを利用する場合も、きちんと精製された製品であれば大丈夫です。

ファセオリンの効果を引き出すために、摂るタイミングは、腸の中で食事と一緒になる「食後」が良いでしょう。

注意が必要なのは、糖尿病の治療など普段から血糖値のコントロールを行っている人。ファセオリンを摂ることで血糖値が下がり過ぎる心配もあるので併用は避けましょう。

今のところ、白インゲン豆やファセオリンを摂ったことによる大きな副作用は見つかっていませんが、吐き気や下痢の症状が出たら、加熱不足や精製不足を疑って、まずは摂るのを止めて様子をみましょう。



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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。