戸隠は古代からのパワースポットだった
戸隠は、最近女性に人気の高いパワースポット
戸隠一帯は高原のリゾートで、夏は避暑地、冬はスキー場として賑わいます。また、グルメの方には、蕎麦の聖地としても人気です。快適に滞在できる宿坊もたくさんあります。今年の夏休みは、戸隠の宿坊に泊まって、神様パワーを充電してみませんか?
戸隠山と神々の話
まずは、「戸隠」とはどういう意味なのかを説明します。古事記を思い出してください。鏡池から望む戸隠山。ここには、古代の神様にまつわる伝説がある
太陽の神様であるアマテラスオオミカミは、弟のスサノオノミコトの乱暴に怒って、天岩戸にお隠れになりました。それによって高天原も真っ暗になってしまい、神様たちは困り果てて、どうしたらいいかと相談し、智恵の神様であるオモイカネノミコトが中心となってあれこれ策を練りました。
戸隠は、神々の世界への入り口です
アマテラス様は、鏡に映った自分の姿をその尊い神様と思って、もっと見ようとしました。
すると、岩戸の脇に隠れていた力自慢の神様、タジカラオノミコトが、アマテラス様の手を取って、岩戸から引きずり出しました。そして、二度と入れないように、岩戸の戸を、力任せにぶん投げてしまいました。その半分は、宮崎県の高千穂に、そして、もう半分が、信州に飛んできました。信州に飛んできた岩戸は山となり、「戸隠山」と呼ばれるようになりました。
つまり、戸隠とは、文字通り、「戸を隠した」という意味なのです。