再開発エリアの今を探訪
港北ニュータウン、幕張ベイタウン、新浦安。かつての再開発と言えば大規模で、街の成り立ちもそれなりに月日をかけ成熟しています。2000年代に入り、都市再生の機運も高まり、再開発のスピードも早くなってきています。豊洲や武蔵小杉なども短期間に、街が大きく変った事例として挙げられるでしょう。
西新井駅前の日清紡工場跡地の再開発西新井ヌーヴェルは、UR都市再生機構が街づくりのガイドラインを作成し、2007年に最初のマンションが完成。今春には、新たな商業モールが完成し、街づくりもほぼ完了しました。
街を探訪しつつ、再開発エリアの魅力を紹介します。
大規模商業施設など、利便施設が充実
再開発を行う上で、計画当初から街区のゾーニングが行われます。西新井駅周辺部は、既成市街地が周辺部に形成されており、約11.6haの開発エリアは、居住エリアとしての機能中心開発されています。街区内には、大型複合商業施設『アリオ西新井』がオープン。イトーヨーカドーを核店舗に、飲食店や専門店などが入っています。豊洲のららぽーとや千葉ニュータウンのイオンなど、商業利便性はこうした再開発エリアの魅力かもしれません。
公園で、親子で遊べる
街区内には、約1haの広さのある西新井さかえ公園があります。最近の公園は、防犯面も考慮して、見通しの良いつくりの公園が多いですね。幼児向けの遊具コーナーは、フェンスで囲われており、小さいお子さんのいるお母さんが使いやすいようになっています。次のページでも引き続き、西新井ヌーヴェルを紹介します。