国際交流・支援ボラはどこで探せるの?
異なる文化や価値観を認めあえる社会は、誰にとっても居心地の良い社会。 |
国際交流は、国際交流協会などの行政が主体となっていることが多いのに対して、支援活動の多くは、NPOやNGO、ボランティア団体が主体となっています。
NPOやNGOの情報は、各地のボランティアセンターに情報が集まっていますので、まずは住んでいる市区町村に問いあわせてみるといいでしょう。また、国際交流協会にも様々な募集情報があります。行政が主体となっている行事も同様にボランティアセンターや国際交流協会に問いあわせてみると情報が得られるでしょう。
語学が得意な人や、外国籍の人との交流の手助けをしたい人などを対象に、一部の地域では、市区町村や国際交流協会で、国際交流ボランティア登録制度も行っています。
多文化共生社会とは?
●多様な価値観を認めあえる社会です国際交流や外国籍の人たちへの支援活動が目指すのは、多文化共生社会です。国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築き、地域社会の構成員として共に生きていくこと、それが多文化共生社会です。
物も金も情報も国境を超えて移動する時代です。人の移動も例外ではありません。日本に住む外国籍の人たちが増えている背景にもグローバル化の影響があります。でも、一方で、受け入れる日本社会での対応が十分とはいえず、生活習慣や文化的背景の違いなどによるトラブルも絶えません。
外国籍の人たちも、同じ地域で暮らす住民であることを理解し、協力し合って住み心地の良い社会を作っていくことは、21世紀の日本の大きな課題といえます。