掃除/窓・玄関掃除

窓拭き掃除のやり方とは? 重曹・クエン酸・セスキの使い方

窓拭き掃除の基本的な方法をまとめました。クエン酸、重曹、お酢、メラミンスポンジ、セスキ炭酸ソーダを使った基本のお手入れ。汚れの原因を知って、窓拭きの基本を押さえましょう。住まいにおける窓は、クリアに輝いているだけで全体が清冽な印象になるもの。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

窓拭き掃除の基本……重曹・クエン酸・セスキを使ったやり方!

重曹・クエン酸・セスキを使った窓拭き掃除

くすんだ窓を見て見ないふりするには限度が……

閉め切りのカーテンの向こうにある窓がどんなに汚れていても気にならない。でも、カーテンを開けてみてビックリしてしまいがちなのが、住まいの壁面でも大きな面積を占める窓の汚れなんです。今回はこの窓の基本的なお掃除方法をレクチャーします。
 
<目次>
 

窓汚れの主原因を知りましょう

住まいの窓の外側(屋外側)を汚すのは、風と一緒に飛んで来た泥砂、クルマの排気ガスによるばい煙、花粉、黄砂、換気扇からもれ出た油煙など。

窓の内側(屋内側)につくのは、サッシの隙間などから入ってきて静電気を帯びた微細な泥砂、キッチンから漂ってくる油煙、私たち自身の手垢(皮脂)、タバコを吸う家庭ではヤニなどになります。

その他、多少変わったところで子どもによるクレヨンの落書きやイタズラによる糊・ハナミズなどの塗布もあり得ます。かく多用な汚れが窓には付着していると心得ておきましょう。
 

優先順位を考えてお掃除しましょう

優先順位としては「人目に触れやすい部屋(場所)」の窓を一番に考えましょう。もしも玄関周りに窓がある場合は、そこからまず手がけるべきです。さらに一戸建てで来客が門から歩いてくるアプローチ部分に張り出している出窓などがある場合は、そちらを第一に。
 

天候を味方につけてお掃除しましょう

窓掃除にうってつけなのは、雨の日、曇り、雨上がりです。なぜ? それは、晴れの日には湿度が低くなりがちですが、こういう日に水を使った掃除を行なっても端からドンドン乾いていってしまい、仕上がりが汚くなりがちなのです。加えて夕方~夜も窓掃除に適した時間帯として憶えておくと良いでしょう。
 

窓掃除で用意するもの

通常のスポンジよりも使い勝手が良いメラミンスポンジはオススメ。

通常のスポンジよりも使い勝手が良いメラミンスポンジはオススメ

窓掃除の手順

■汚れが少ない場合
酢かクエン酸水のスプレーを窓にまんべんなく吹き付け、スクイージーで横、横、横……上から下の順に汚水を拭っていく。サッシの枠部分はぞうきんなどで。屋外、屋内とも同様。

■汚れがひどい場合&屋外
セスキ炭酸ソーダか重曹の水溶液スプレーを窓に拭きつけ、すかさず水をたっぷりしみこませたスポンジで、上から下に向かって、規則的に拭き「下げて」いく。
ついでにサッシの枠なども拭く。その後、酢かクエン酸水のスプレーを拭きつけ、液性を中和させ(これをしないと、白っぽい曇りが窓についてしまう)つつ、スクイージーで横、横、横……上から下に拭う。

周囲をぞうきんで拭き清め、拭きあがりを確認しながら、場合によっては再度乾拭きする。

■汚れが酷い場合&屋内
スポンジやぼろ布を軽く湿らせ、汚れの酷い部分のみにセスキ炭酸ソーダか重曹の水溶液スプレーを噴射、ピンポイントで拭き清める。クレヨンや糊などのしつこい汚れには、メラミンスポンジで同様に拭く(こする)とよく落ちる。

その後、酢かクエン酸水のスプレーを窓全体に吹き付け、ぞうきんで上から下に規則的に拭き清めていく。

※スポンジ類は適宜、綺麗な水で洗いながら
※ウエス(ぼろ布)は使い捨てていった方が面倒が少ない。ついでに、ベランダの床掃除などして活用しても良い

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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