「セスキ炭酸ソーダ」って何ですか


セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)

かつては知る人ぞ知るエコ掃除(洗濯)素材だった「セスキ炭酸ソーダ」。ここ数年で100円ショップの洗剤売り場にも並ぶようになり、手に入れやすく、お茶の間にもだいぶ浸透してきました。ただ、ちょっと難しそうな名前なため、利用するのは及び腰でいたという方もいるかも知れません。

「セスキ炭酸ソーダ」という名称はとっつきにくく感じられても、私たちは意外に身近なところで、この素材と文字通り「触れ合って」いたりします。それは、お風呂。「セスキ炭酸ソーダ」は、市販の「入浴剤」の主成分であることがとても多いのです。小さな文字なので読みにくいかも知れませんが、手近な入浴剤の成分表示で確認してみて下さい。

この「セスキ炭酸ソーダ」は通常、白くてサラサラした結晶状で、重曹にとても良く似ています(※注)。ただ、「水に溶けやすい」性質である点が、重曹とは大きく違うところです。

5%水溶液のpHは、およそ9.6から10と重曹より強めの弱アルカリ性を示し(重曹はpH8前後なので、セスキ炭酸ソーダのほうが、約10倍アルカリが強いと言えます)、油脂を乳化したり、タンパク質を分解する働きがあります。「セスキ炭酸ソーダ」は、常温で長期間保存していてもほとんど変質しないので、家庭で保管するのも楽です。

※注>「セスキ炭酸ソーダ」は「重曹」と「炭酸ソーダ」の複塩(主に無機化合物の酸と塩基のうち、陽イオンまたは陰イオン、或いは両方を2種類以上含む塩のこと)で、「セスキ炭酸ソーダ」を水に溶かすと、「重曹」と「炭酸ソーダ」に分かれます。


次のページでセスキ炭酸ソーダの活用法についてご説明します。