収納

食器を思いどおりにしまう収納の基本(2ページ目)

食器は種類が豊富で集めだしたら止まらない。その一方で大きさも形も様々で収納の効率が悪いのも食器の特徴。そんな食器を機能的で選びやすくしまう基本についておさらいしましょう。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

あまり使わない食器はどうする?効率のよい収納方法

■縦列法
この縦列法は、湯のみや小鉢、茶碗などにも応用できます
背丈のあるグラスと平皿を同じ棚に並べようとすると、必要以上に平皿を積み上げて無駄なくしまいたくなるものです。そんな衝動を抑えるためには、グラスやカップなど高さのある食器は、平皿と分けて収納します。

グラスなど同じ種類のものが数点ある場合は横1列ではなく、手前から奥へ向けて縦1列に同じものを並べましょう。こうすれば棚の奥行きが活かせて、正面から見て何があるのかひと目で分かります。さらに、他のものを動かさなくても手前から順番に出し入れできるので、手数が少なくなるというのがメリットです。

■前後2列法
まだ入りそう……と思えるくらいで止めるのがコツです
収納スペースの奥行きと棚同士の間隔に余裕があると、つい種類の違う器を高く積み重ねてしまったり、前後にぎっしりと詰め込んでしまいがちです。こうなると手前をどかさないと奥の器が出せない、下の器を出すには上の器をいったん取り出さないといけないという状況になって、次第に手前にある器と一番上にある器しか使わないという結果を招きます。そのまま無理に出し入れしていると扱いが雑になって、食器を傷めたり割ったりする破目に。いずれにしてもリスクの大きいしまい方です。

そこで前後にしまい分ける際には、コの字ラックを使って後ろを高く手前を低くして並べる「前低奥高」にします。そしてコの字ラックの下は、使う頻度の低い器の保管場所にあてるといいでしょう。

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