食器は種類が豊富にあって、買い足していくうちに増え続けてしまいがち。そして次々と詰め込むうちに、使い勝手が悪くなって不満が溜まりやすいのが食器棚。食卓を豊かに彩ってほしい食器は、機能的に収納していきたいものです。そこで、食器の分け方や奥行きのある食器棚などの基本的な収納アイデアをご紹介します。

食器収納で大切なこと

■衛生的であること
いうまでもないことですが、食器は清潔な状態で保管するのが第一です。 食器を埃や汚れから守るには扉のついた収納場所が適しています。ガラス製の扉なら飾りながらしまえますが、その際には見た目も考えて整理整頓を忘れないように。

一方で、扉のない棚へカフェ風にしまう家庭も増えています。頻繁に使う食器なら埃をかぶる間もないということと、出し入れがしやすい、そして並んだ食器をインテリアの要素として活かせるという効果もあって人気です。たとえ扉のついた収納であっても、しばらく使っていない食器にはうっすらと埃がつきやすいもの。時には棚のなかを掃除するというのは、扉があってもなくても実行したい習慣だといえます。

■安全であること 
器が横1列に並ぶ浅い奥行きの棚がいい。大きなディナー皿をしまうなら奥行き(内法)は30cm~の食器棚を選んで
安全性には2つの意図があって、ひとつは日常の出し入れで食器が傷まないようにすること。そして、弱い地震があっても食器が崩れ落ちてこないことです。

食器をたくさん詰め込んで収納すると、出し入れするときに食器同士をぶつけやすく、高い場所にしまうと手が滑って食器を落として割る可能性が高くなります。欠けたり割れやすい食器を丁寧に扱えるよう、手を差しこんだり持ち上げたりする動作のための余裕をもってしまいたいものです。

なお、普段使いの漆器は陶器と重ねないようにして直射日光を避けて保管します。

■選びやすいこと
食卓の演出にとって食器は大事な役割をもっています。いつも使う器が同じで変わり映えしないとか、盛り付けがマンネリ気味になると、食事の時間に味わえる満足度が下がりかねません。

店頭であれこれ想像しながら食器を選ぶのは楽しいものです。それと同じように家庭でも、手持ちの食器を選びやすく収納しておけたら、食器を使う楽しみが倍増します。そのためにも、見通しが良くて出し入れしやすい収納であることを心がけましょう。