毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

さつまいもの栄養・選び方・保存方法

秋に収穫を迎えるさつまいも! 実は、収穫して時間をおいて、水分を蒸発させたものは味がのって、おいしいことをご存知でしょうか。ここでは栄養情報、選び方、保存方法について紹介しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド


さつまいも

おかずにも、おやつにも大活躍のさつまいもは秋の代表的な味覚です


9月から11月にかけて収穫されるさつまいも。実は時間をおいて、水分を蒸発させると、味がのって、よりおいしくなります。なので、1月から3月がさつまいもにとって、2度目の旬なのです! 時期によって食べ方を変えてみてはいかがでしょうか。


さつまいもの栄養

さつまいもはお腹の調子を整える野菜として知られていますね。これは食物繊維とヤラピンのおかげです。生のさつまいもを切ると、切り口から白いべたべたとした液体が出てきますね。これがヤラピンです。樹脂の一種で、便通をよくしてくれる効果があります。

その他に、カロテン、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウムを含んでいます。皮の近くにはクロロゲン酸と呼ばれる抗酸化物質があり、生活習慣病予防への効果が期待されています。皮の近くが栄養がたっぷりなので、皮ごと加熱してから皮をむくことをおすすめしています。


よいさつまいもの選び方

よいさつまいもの選び方
このように、傷があるものは避けましょう
  • 太く、重く、ずんぐりとした形のものを選びます
  • 紅色が濃く、表面に凸凹がなく、滑らかなを選びます
  • ひげ根が多く、ひげ根の跡が深いものは筋っぽいので、避けましょう
  • 黒い斑点や傷が多いものは古いので避けた方がよいです。もし斑点があった場合は、調理の際に取り除きます



さつまいもの保存方法

よいさつまいもの保存
さつまいもは新聞紙に包んで保存します
  • ビニール袋ではなく、新聞紙に包むか、ダンボール箱に入れて、風通しのよいところで保存します
  • 寒さに弱いので、表面をよく乾かして常温で保存します。特に、冬はさつまいもにとって、気温が低すぎるので、室内で保存します


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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