イタリアのエリアガイド(2ページ目)

水の都ヴェネチア、ミラノほか北部

©sawabon北イタリアには落ち着いたエレガントな趣の町が多い。トリノ・サンカルロ広場にて

北イタリアの拠点となる街はミラノ。ミラノ・マルペンサ空港には、日本からの直行便が週4便、ミラノから日本への直行便が週6便飛んでいます。ヴェネチアへは、ミラノ経由、もしくは他のヨーロッパ都市からの経由便で入る他、ミラノ、もしくはローマから電車でアクセスすることも可能です。

【北イタリアの見どころ】
アルプスの山麓に広がる街「トリノ」、モードの発信地「ミラノ」、そして水の都「ヴェネチア」、港町「ジェノバ」などがあります。ミラノからヴェネチアの間に広がるピアヌーラ・パダーナと呼ばれる大平原（ポー川流域）には、「ピアチェンツァ」「クレモナ」「マントヴァ」、ロミオとジュリエットの町として知られる「ヴェローナ」など小さな町々が点在しています。また、海沿いには「ジェノバ」を州都とするリグリア州。「チンクエ・テッレ」や「ポルト・フィーノ」などヨーロッパの上流階級が集まるリゾート地があります。

【北イタリアで食べたい！】
ドイツ・スイス国境に近い北イタリアでは、アルプス山麓で育つ牛を使った料理やさまざまな伝統チーズが楽しめます。ヴェネチアなど海に面している街ならば、地中海の魚料理も見逃せません。銘酒バローロやバルバレスコ、良質な白ワインやスプマンテなど、エレガントなイタリアワインが楽しめます。また、ポー川流域はお米の一大産地でもありお米を使ったリゾットも北イタリアで食べたい料理のひとつです。海沿いの町なら、やはり地中海産の魚介料理も。バジリコを使ったジェノベーゼソース（イタリアでは「アル・ペスト」と呼ぶ）のパスタもジェノバ近郊が本場です。