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注目の環境関連ファンドベスト5

地球問題に取り組む企業を応援する環境関連ファンド。環境ビジネスの旬なテーマを取り上げて様々なファンドが設定されています。ファンド選びのポイントと運用時の心構え、注目のファンドもご紹介します。

執筆者:村岡 里香

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どう選ぶ? 環境関連ファンド

二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーへの期待は高まる
温暖化を始め、水質汚濁、大気汚染、砂漠化、生物多様性の喪失、資源の枯渇化……などなど、環境問題が山積みのわたしたちの地球。サステナビリティという概念が広がる中、投資の世界でもバラエティ豊かな「環境関連ファンド」が登場しています。環境関連ファンドを選ぶ手順についてご紹介しましょう。

<< 環境関連ファンド選びの4つのステップ >>
  1. 投資テーマを決める
  2. 投資する資産クラスを決める
  3. 運用状況をチェックする
  4. コストを比べる

1.環境ファンドの中でもさらに投資テーマを決める

一口に環境ファンドといっても、投資テーマは様々です。温暖化防止という観点であっても、「クリーンエネルギー」、「省エネ技術」など環境ビジネスに関連した企業に特化したものもあれば、二酸化炭素削減など「環境への配慮が優れた企業」に投資するものもあります。あるいは、「水」、「資源」、「食糧」、「農業」、「生物多様性」といったテーマや、これら複数のテーマを組合せたものもあります(環境関連ファンドのテーマについては、投資信託で地球温暖化をSTOP!をご覧ください)。まずは、自分が特にどのような分野、事業を応援したいのかをはっきりさせ、自分なりのテーマを決めておきましょう。

2.環境ファンドの資産クラスを決める

次に、投資するお金の目的や自分のリスク許容度に合わせ、投資する資産クラスを決めましょう。環境ファンドの投資対象は、「国内株式」、「グローバル株式(日本含む)」、「外国株式」、「外国債券」などファンドによって異なります。また、最近は「日本株式と外国債券」、「国際株式と商品指数連動債」など、複数の資産クラスを組み合わせたバランス型ファンドも増えています。

リスクをとって高いリターンを狙うなら株式ファンド、比較的リスクを抑えたいなら債券ファンドや債券を組み入れるバランス型ファンドが候補になります。ただし、債券と言っても主に先進国の国債に投資するものもあれば新興国通貨建ての債券に投資するものもあります。何に投資しているのかによってリスクの大きさは異なりますので、目論見書などでしっかりとチェックしましょう。

>>次のページでは、残りの2つのステップについてご説明します。

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