「仕掛り計上」ってどういうこと?
たとえば、12月決算の会社が300万円の仕事を請け負い、作業期間が12月から翌年の2月いっぱいだった場合に、決算上の処理として今期の売り上げに100万円計上しておくということです。
このような、会社は原則、税務申告の提出期限は2月末日ということになりますので、作業がすべて終了した3月に請求書を発行し、300万円全額その時点で売り上げを計上していても税務当局は「売り上げの計上漏れでは?」と指摘してくるハズです。
フルインセンテイブの営業マンなどには会社と交渉する際にも、「売り上げ貢献・売り上げ貢献というけれど、いつの時点で売り上げ貢献したと判断されるのか」は重要ですね。
税務調査でも、「ここは事業をするうえで当然詰められれていてアタリマエ」といったところからボロがでてくるのです。
この記事を読んでハタと気がついた方。仕事の流れ・売り上げの計上基準(あるいはご自身の評価の基準とその時点)を再確認してみましょう。
「売り上げの計上漏れ」に内在される問題は奥が深いのです。
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