まもなく本格的な確定申告シーズンの到来ですね。
納税額のでる人は、原則、2月16日から3月15日までが確定申告の受付期間となっていますが、還付申告であればもうすでに受け付けてくれると思います。
税務署が混まないうちに整理してしまったほうが、納税者側も税務署の職員もやきもきしないですむのではないでしょうか。
今回から何回かにわけて
【確定申告で税金が取り戻せるのはこんな人!!】というテーマで書いていきます。
要件やパターンに当てはまれば、すべての方に税金が戻ってくる人に該当するとは限りませんが、税務スケジュールの関係や年末調整などでの「取りこぼし」は案外多いのです。
これを読んで「アッ。コレ私にもあてはまるかも~!?」と思われたかた、準備をはじめてみてください。
● 医療費控除の多いかた
ご存知、定番ともいえる「医療費控除」です。
医療費控除が受けられるモノとそうでないものという色わけについては、考え方として
「治療費であればOK、予防その他はNG」とおさえておきましょう。
例をだすと
・ インフルエンザの予防接種
・ 健康増進や病気予防のためのビタミン剤
・ 美容目的の歯並びの矯正
などは不可です。
逆に
・ 風邪クスリの購入
・ 医師の指示のもとの行った漢方薬治療
・ かみ合わせの矯正のための歯列矯正
であればOKということになります。
「医療費控除」についてはスペシャル版も用意する予定ですので、そちらも期待していてください。
現段階で行うべきことは「領収書の原本が確定申告の際の添付資料となります。とりまとめておいてください」ということですね。
次ページでは税務スケジュールの関係で「取りこぼし」の多い方について説明してます。