定期預金と投資商品の組み合わせは金利が高い
「定期預金と投資商品の組み合わせ」は、リスクをとる見返りとして、定期預金金利が高く設定されています。
◇みずほ銀行は6.0%
投資信託とスーパー定期3か月の組み合わせです。組み入れ比率は投資信託が50%以上、申し込みは投資信託250万円相当以上です。スーパー定期3か月の金利は6.0%。みずほプレミアムクラブ会員は0.2%金利上乗せです。
◇りそな銀行は6.0%
投資信託コースとファンドラップ(*)コースの場合、スーパー定期3か月の金利が6.0%です。預入金額は異なります。
*ファンドラップ(ラップ口座)とは、金融機関と個人が投資一任契約を締結し、資産運用から管理までの一連のサービスを提供するもの。
◇横浜銀行は6.0%
投資信託あるいは外貨預金を50万円以上購入した場合、投資商品と同額までのスーパー定期3か月の金利が6.0%になります。
◇武蔵野銀行は6.0%
投資信託とスーパー定期3か月の組み合わせで、スーパー定期3か月の金利が6.0%になります。
◇三菱UFJ信託銀行は5.5%
多くの銀行は、投資商品の組み入れ比率を50%以上としていますが、三菱UFJ信託銀行の投資信託プランとラッププランには、組み入れ比率「20%」もあります。スーパー定期3か月の金利は、組入比率「20%」は2.5%、「50%」は5.5%です。ラッププランにはスーパー定期1年もあります。
◇三井住友信託銀行は5.5%
投資信託あるいは三井住友ファンドラップとスーパー定期や外貨定期預金を組み合わせる新しいタイプです。スーパー定期は3カ月と1年、外貨定期預金は米ドル・豪ドルの3か月です。組み入れ比率は50%と20%の2種類があり、自由度がかなり高い商品設計です。組み入れ比率50%の場合、スーパー定期3か月の金利は5.5%、1年が1.5%です。外貨定期預金3か月の金利は米ドルが6.5%、豪ドルは7.5%です。
組み入れ比率20%の場合、スーパー定期3か月の金利は2.4%、1年が0.7%。米ドル定期預金3か月の金利は3.0%、豪ドルは3.5%です。
他に「NISAおためしコース」があり、NISA口座を活用して投資信託を購入すると500万円以上1億円までのスーパー定期3か月の金利が0.9%になります。
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