女性限定の年金制度

公的年金は女性にお得にできている?!

公的年金は女性にお得にできている?!

今回は公的年金の「男女間のお得度差」を検証したいと思います。検証してみると、公的年金は女性にお得にできていることがわかります。

そのポイントとは、
  1. 厚生年金の支給開始年齢の差
  2. 費用対効果の差
の2つが挙げられます。

それでは、まず、厚生年金の支給開始年齢の「差」について見てみましょう。

60歳代前半の老齢厚生年金については、生年月日に応じて以下のとおりに支給開始年齢が引き上げられています。
この後、黄色の部分(報酬比例部分)についても段階的に支給開始年齢が引き上げられる

この後、黄色の部分(報酬比例部分)についても段階的に支給開始年齢が引き上げられる


図を見ていただくと、男性と女性で生年月日に差があることがわかると思います。支給開始年齢の引き上げについて女性は男性よりも5年遅くなっています。

同じ生年月日なら女性が得

間もなく60歳を迎える、昭和28年9月生まれの人を例にとって考えてみましょう。

上が男性、下が女性です。
昭和28年4月2日以降生まれの男性は、60歳から年金を受け取れない

昭和28年4月2日以降生まれの男性は、60歳から年金を受け取れない


図を見ると男性は下の部分(定額部分)は受け取れませんし、上の部分(報酬比例部分)も60歳からは受け取れず、61歳にならないと受け取れません。

一方、女性は上の部分は60歳から受け取れますし、下の部分についても64歳から1年間だけとはいえ受け取れます。

続いて費用対効果の差を見ていきます。次ページへ