ポイント制をイメージしよう(老齢厚生年金編)

老齢基礎年金は、40年保険料を納めて80万4200円(平成14年度価格)というように最高額が決まっているから、単価は計算し易いのですが、厚生年金の場合は、個々人の生涯の報酬の額によって、また加入期間によって異なるので、単価を算出するまでのところが複雑になります。
 

それぞれポイントと単価の定義は、次のようになります.

報酬比例年金ポイントとは…毎年のその人の賃金を、その年の被用者全体の平均賃金で割って点数化したもの
単価とは…40ポイント獲得した場合に標準的な年金額を受給できるように設定

年金額=報酬比例年金ポイント×単価(年金現在価値)

では、現行の厚生労働省のモデル年金を標準的な報酬比例年金として、単価を算出してみましょう。

前提:厚生年金へは40年間加入、再評価後の平均標準報酬月額359,660円

 359,660円×7.125/1000×480×=1,230,037円

この数字を使って単価を計算してみると、
1,230,037円÷40=30,751円
になります。

厚生年金の全被保険者の平均的な報酬をもらっている者が、1年保険料を納付すると1ポイントとなり、30,751円の年金額が増えることになります。