年金

年金改正の影響は?どっちが手取り多くなる?? 給料と年金の新しい関係は?!(4ページ目)

2005年4月から65歳未満の在職老齢年金の制度が変わります。年金+給料が28万円までなら、カットなしで全額年金を受け取ることができますよ♪

執筆者:All About 編集部

  • Comment Page Icon

65歳まで現役時代の到来!

従来は60歳から満額の厚生年金を受け取れていた定年退職者ですが、徐々にその支給開始年齢が65歳に引き上げられるため、65歳まではしっかり働いて収入を確保するのが当たり前のようになりつつあります。今回の改正も、そういう事情を反映したものといえるでしょう。

とにかく、60歳で定年退職して年金をベースにした悠々自適な日々を送ることは少し難しくなってきています。在職老齢年金を受け取りながら、心身とも健康で充実した60歳台をおくりたいものですよね。

Aさんのように年収240万円であっても、5年間働けば1200万円の収入を確保できます。さらに年金をあわせると、ぜいたくさえしなければ夫婦二人が暮らすことは可能でしょう。

一方働かず、月額12万円の年金と預貯金や退職金などの取り崩しの現役引退生活を始めてしてしまうと、みるみるうちに預貯金残高が減り、心細い老後がまっているかもしれません。

65歳からの平均余命も、昭和30年の11.82年(女子は14.13年)から平成15年で18.02年(女子は23.04年)と1.5倍に延びています。従来の定年60歳は、まだまだ現役生活の通過点。
A氏のように、「少なくとも65歳まで現役を続ける!」
このぐらいの気概をもって、頑張っていきましょう!
◆関連リンク
あなたの年金額をシミュレーション
あなたのギモンに回答!「国民年金基金」をもっと詳しく
世代別の人気年金プランはコチラ
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/4/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます